浅田真央に聞いた盟友・高橋大輔との絆 誰も持っていない感性に刺激、間柄は「クラスメイト」【単独インタビュー】

プロデュースした「MAO RINK TACHIKAWA TACHIHI」で「すごく嬉しくなった」出来事
――スケーターとして活躍する一方、プロデュースした「MAO RINK TACHIKAWA TACHIHI」も話題になりました。オープンから約5か月が経ちますが、今思うことはありますか。
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「サブリンクに大きな窓を作って、外が桜並木になっているんですけど、それがつい先週に満開になりました。満開の桜を見ながらスケートができる環境にしたいというのが夢だったんです。私も桜を見ながらスケートを楽しみましたし、お客さんが楽しんでいる姿を見てすごく嬉しくなりました。世界中、どこにも桜を眺めながらスケートできるリンクはないので、象徴的な場所だなと。
あとは自分もMAO RINKで練習しているんですけど、子どもたちが一生懸命練習をしています。MAO RINKから世界に羽ばたいていってくれるようなスケーターが育ってくれたら嬉しいなっていう思いと、選手だけじゃなくて、立川の地域の皆さんだったり、日本中の皆さんがMAO RINKでスケートを楽しんでもらって、いい思い出を作ってもらえたら嬉しいなと思います。
MAO RINKでスケートを始めて、その子たちが成長して。世界で金メダルを獲れるようなスケーターを出したいっていうのが私の夢なので。本当にたくさんの子どもたちにMAO RINKに遊びに来てもらってスケート選手としてチャレンジしてもらえたら嬉しいなと思いますし、子どもたちだけじゃなくて、大人のスケーターも皆さんマイシューズを持って競技に挑戦されている方が本当にたくさんいるので。そういった意味では子どもだけじゃなくて、大人の方にもスケートを楽しんでもらいたいって思いが強いです」
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同日に行われた会見で、浅田さんは今回の出演に「9年ぶり。すごく懐かしい」と笑顔。「同世代でずっと一緒に、競技で頑張ってきた仲間もいれば、今テレビで私も応援している現役スケーターもいる。滑れることを楽しみにしています」と本番を心待ちにしていた。
■アイスショー「スターズ・オン・アイス」
1986年に北米でスタートした世界最高峰のアイスショー。歴代冬季オリンピックや世界選手権のメダリストによるグループナンバーや豪華コラボレーションなどが見どころで、今年は浅田さんが9年ぶりに参加。村元さん&高橋さんのほか、現役の日本選手では坂本花織、三浦璃来&木原龍一(大阪公演のみ)、樋口新葉、千葉百音、佐藤駿、壷井達也、友野一希、島田麻央、中田璃士らの出演が決定している。大阪公演は4月5日(土)、6日(日)に東和薬品RACTABドームで、札幌公演は4月12日(土)、13日(日)に札幌市月寒体育館スケート場で開催される。
■スターズ・オン・アイス チケット情報
https://figureskate-soi.com/2025/ticket.html
※当日まで販売中
(THE ANSWER編集部・宮内 宏哉 / Hiroya Miyauchi)