日本人監督の欧州進出へ、指導者ライセンス改革が必要 モラス雅輝「このままでは認められない」
このままでは「UEFAが日本のライセンスの互換性を認めることはない」
ただし、あくまでUEFAは将来的にこうした落差を是正し、現役実績を優遇することなく指導者としてのキャリアを評価対象にしていく姿勢を強めている。もし日本が指導者ライセンスの互換性を認めてほしければ、UEFAの基準に近づけていく必要があるのは紛れもない事実だ。
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「残念ながら、このままではUEFAが日本のライセンスの互換性を認めることはないと思います。現実に今年は1度も監督経験のない中山雅史さんが、J3の(アスルクラロ)沼津で指揮を執っている。UEFA基準では、JFLで2年間ほどの監督実績がなければプロライセンスは受講できないわけですからね」
日本でも選手の海外進出は加速している。次は指導者のトップレベルでのキャリアが欲しいフェーズに入ってきている。だがその道を切り拓くには、明らかに発想の展開が要る。(文中敬称略)
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(加部 究 / Kiwamu Kabe)
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