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優勝だけを狙っていた佐藤琢磨 3度目のインディ500制覇に足りなかった「あと一押し」

世界3大自動車レースの一つ、第106回インディアナポリス500(インディ500)は29日、米インディアナ州のインディアナポリス・モータースピードウエー(1周約4キロ)で200周の決勝が行われ、2年ぶり3度目の優勝を狙った佐藤琢磨は25位で終えた。新型コロナウイルスのパンデミック以降初めて制限なしの通常開催となり、晴天のもと30万人以上の観客が詰めかけたが、佐藤は優勝争いに絡めず悔しさが残った。(取材・文=岡田 弘太郎)

第106回インディアナポリス500で25位に終わった佐藤琢磨【写真:AP】
第106回インディアナポリス500で25位に終わった佐藤琢磨【写真:AP】

チームオーナーは再タッグでの雪辱に意欲

 世界3大自動車レースの一つ、第106回インディアナポリス500(インディ500)は29日、米インディアナ州のインディアナポリス・モータースピードウエー(1周約4キロ)で200周の決勝が行われ、2年ぶり3度目の優勝を狙った佐藤琢磨は25位で終えた。新型コロナウイルスのパンデミック以降初めて制限なしの通常開催となり、晴天のもと30万人以上の観客が詰めかけたが、佐藤は優勝争いに絡めず悔しさが残った。(取材・文=岡田 弘太郎)

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 予選で上位に食い込むことができず、4列目の10番手スタートとなった決勝では一時6位まで順位を上げたものの、145周目辺りのピットストップで14位まで後退。「残り40周くらいをノンストップで走り切る作戦に切り替えた」。燃料をセーブしながら他車のクラッシュによるコージョンを利用して逆転を狙う作戦に出たが、残り10周を切って再びピットインを余儀なくされ、終戦となった。

 予選前の練習走行では実施された3日間ともトップのスピードを出し、チームに「勝てる」という雰囲気が生まれていた。その一方で単独走行の予選で上位勢とのスピード差を埋められず、直前でマシンのパッケージを変更。100周目辺りで5位以内に入るペース配分で終盤に逆転を狙う戦略をとった。「予選で自分たちが理想としているポジションにいけなかったことが、さらにリスクを追う形でダウンフォースを誰よりも少ない状態で決勝に挑まざるを得なかった。100周時点でトップ5まであと1歩だったわけですけど、もう少し違った展開を見せたかった。結果できなかったので、自分たちの失敗と弱点と課題としてしかりと受け止めます」と、苦しいレースを振り返った。

 自身13度目のインディ500は史上11人目の3度目制覇が懸かるとともに、チームに初制覇をもたらす優勝請負人としての期待も背負っていた。「僕は何も証明する必要はないわけだから。組みたててうまくいけばトップコンテンダーとして考えられるというポジションに来ました。その分、期待値が上がるのは当たり前で、それで勝てないときはやっぱりみんな残念な思いをする。もしこれで3位という結果が出たとしても誰も喜べないでしょ」。3位でも5位でもなく、狙うのは優勝だけだった。レース後、共同オーナーのデイル・コイン氏は「(最後のピットストップを減らす作戦は)勝つための戦略。わずかなチャンスでもそこにトライしたことは正解だった。勝つことが全てだからだ」と作戦をサポートした。

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