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荻原次晴氏がアスリートのSNS利用に注意喚起「細かいところまで見られてる」

情報が意図しない形で広がる可能性も

 荻原さんは具体的なケースを以下のように説明する。

「代表的な例で言えば、着用している衣服やシューズが自分の契約と別メーカーであるのは非常によくありません。あとは友人やチームメートとの食事で、盛り上がっているところを撮影したくなる気持ちはよくわかりますが、テーブルに置いてあるものだけで問題になる可能性がある。例えばグラスに入っている飲料、そして灰皿などですね。実際に本人が飲酒・喫煙をしていなかったとしても、そういった細かいところまですごく見られているのです」

 本人たちが無邪気に投稿する中で、情報が意図しない形で広がる可能性も確かにある。そのリスクをなくすためには注意が必要で、北京五輪シンクロナイズドスイミング日本代表の青木愛さんも「シンクロでもSNSをやっている子はいます。その対処法としては一般公開しないように、周囲の知っている人だけと共有できる形にしていますね」と語っている。

 好奇心が強いのはアスリートだけでなく、思春期を迎える少年少女も同じ。「だからこそSNSの運用は気をつけてほしいし、もちろん周囲の大人たちがサポートするところですよね」と荻原さんは語っている。

【了】

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer
写真提供:Sports Japan Gather


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