世界ジュニア準V奈良岡「相手が乗っていた」 武藤とのペアで苦戦しながら4強入り
全国高校総体(インターハイ)バドミントン競技は3日に個人対抗ダブルスの準々決勝までを行い、男子は第1シードの奈良岡功大、武藤映樹(浪岡/青森)らが準決勝に進出した。準々決勝では、菊川旭飛、吉岡壮馬(聖ウルスラ学院英智/宮城)にファイナルゲームに持ち込まれたが、2-1(21-16、19-21、21-15)で勝ち切った。
個人対抗ダブルス、武藤とのペアで準決進出「動揺せずにできたのは良かった」
全国高校総体(インターハイ)バドミントン競技は3日に個人対抗ダブルスの準々決勝までを行い、男子は第1シードの奈良岡功大、武藤映樹(浪岡/青森)らが準決勝に進出した。準々決勝では、菊川旭飛、吉岡壮馬(聖ウルスラ学院英智/宮城)にファイナルゲームに持ち込まれたが、2-1(21-16、19-21、21-15)で勝ち切った。
奈良岡の父である奈良岡浩監督は「2ゲーム目では大差から5連続失点をするなど、普通ではなかった。上手くいかないということ自体が気になり、相手ではなく、別の物と戦い始めていると感じたので、ファイナルゲームに入る前には、戦っている物が違うんじゃないかと話した」と苦戦の要因に触れ、立て直しを図ったことを明かした。
相手は、東北大会などでも勝っている相手。いつも通りにいけば……とイメージした部分もあったようだ。しかし、インターハイは、やはり高校生にとって大舞台。前日の学校対抗戦では、聖ウルスラ学院英智が決勝で浪岡を破って優勝しており、勢いがあったのも相手の方だった。奈良岡は「いつもは、もう少し余裕を持って勝っている相手。一発、二発(強打を)打てば決まるような感じだったけど、今日は、全部返って来るので。(勢いに)乗っているな、これはいつもと違うぞと思った」と必勝態勢で臨んできた相手の勢いを感じ取っていた。ただ、それでも苦戦は覚悟していた部分もあり「動揺せずにできたのは、良かった。勢いに乗られたら負ける、抑えるというか乗せ過ぎないようにすれば勝てるんじゃないかと考えてやっていた」と試合を振り返った。