アジアカップ決勝

　サッカーのアジアカップ・カタール大会は10日（日本時間11日）に決勝が行われ、開催国カタールが3-1でヨルダンを下し、2019年大会に続く連覇を達成した。3度のPKのチャンスをいずれもFWアクラム・アフィフが決め、ハットトリックを達成。通算8ゴールで大会得点王にも輝いた。2022年ワールドカップ（W杯）では3戦全敗で敗退したカタールの優勝に、X上の日本ファンも危機感を抱いているようだった。

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　試合が動いたのは前半20分。敵陣ペナルティエリア内に侵入したアフィフが倒され、PKを獲得。同22分に自ら得点した。右足のソックスを下ろし、隠していたカードで手品を見せる異例のゴールパフォーマンスも披露。後半1-1に追いつかれたが、アフィフがさらに2本のPKを決めてハットトリックを達成。開催国カタールが連覇を成し遂げた。

　2022年のカタールW杯ではグループリーグ3戦全敗だったカタール。アジア杯は連覇と強さを見せた。X上の日本ファンは「なぜワールドカップ全敗だったの」「ワールドカップの時は全然だめだったのに、アジアカップは2連覇か」「日本のライバルが増えたという点では面白い」「試合に対する熱量は日本も見習うべきだなと感じる大会でした」などと困惑や感心の声も上がった。

　優勝候補と見られていた日本代表はイランに敗れ8強で敗退。大会前までドイツ、トルコなど強豪を相手に9連勝をマークしていたが、グループリーグ第2戦でイラクに敗れて連勝は10で止まっていた。「むしろアジアの方が戦いづらいのかな」「カタールでさえW杯で3連敗してたところがアジアのレベルなのかな」「カタールは対アジアに強くて、日本は対アジア以外で強いのかしら」「日本はなにしてるんだ」「アジアは中東が力つけて来てW杯も一筋縄ではいかなくなったな」などと危機感を抱く声もあった。