[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

平野 貴也の記事一覧

  • 「めちゃくちゃ速い」先輩と磨いた武器 プロ注目の快足ドリブラー、尚志MF安斎悠人と高1の転機

    2023.05.31

    タイミング良く加速するドリブルは、明らかな脅威だ。尚志高校のMF安斎悠人(3年)は、サッカー高校年代で注目のアタッカーとして存在感を増している。チームは今季、4年ぶりに高校年代最高峰のプレミアリーグに復帰。EASTの第8節を終えた段階で、首位から勝ち点差5の4位につけている。

  • プロ注目、189cmの修徳FWンワディケ 底知れぬ才能、未だフルパワーで動けた感覚がないワケ

    2023.05.18

    身体の成長とともに、見据える世界も大きくなっている。高校サッカーの東京の名門、修徳高校に注目の大型FWがいる。ナイジェリア人の父と、日本人の母を持つ、ンワディケ・ウチェ・ブライアン世雄(3年)は、4月に行われた関東大会の東京都予選で2回戦から決勝まで4試合連続で得点を挙げて優勝に貢献した。

  • 八丈島唯一の高校サッカー部と島民の物語 部員14人をサポート、離島ならではの交流文化とは

    2023.05.02

    離島が育む高校サッカー部がある。試合を終えた選手が帰路に着く。22時半に東京竹芝客船ターミナルを出港した大型客船が八丈島に着くのは、翌朝9時前。島にある唯一の高校が、都立八丈高校だ。

  • 離島だからこそ学べるものがある 13人の大島合同チーム、高校サッカー予選敗退も笑顔のワケ

    2023.04.28

    東京竹芝客船ターミナルから高速ジェット船で2時間弱。伊豆半島から30キロほど東に離れたところにある離島の大島には、2つの高校がある。船が着く島の西側、元町港から車で5分ほど北へ進んだところにあるのが、都立・大島高校だ。島で生まれ育った子たちが多い。もう1つは、船舶運航や海洋の生物、産業、探究を学ぶ都立・大島海洋国際高校。島の南端に位置する都立高で、ほとんどが島外出身の生徒だ。4月23日に駒沢第2競技場で行われた、高校サッカーの全国高校総体(インターハイ)東京都大会支部予選に、両校の合同チームが出場した。

  • 元野球少年で広島ファン 164cmと小柄な沖本優大、高校選抜バドミントンで涙の3冠

    2023.03.30

    獲れるタイトルを、すべて手中に収めた。3月28日まで岩手県の花巻市総合体育館で行われたバドミントンの全国高校選抜大会で、男子の沖本優大(埼玉栄・2年)が団体戦、個人種目のシングルス、ダブルスのすべてを制して3冠に輝いた。身長164センチと小柄ながら、力強いジャンピングスマッシュを何度も披露。動き続けても精度の落ちないプレーで試合の要所を押さえ、3つのタイトルを獲得した。最後の種目となったシングルスの決勝は、180センチの長身選手と対戦。ネット際に低く沈める球を多用して、相手が得意とする上から打ち下ろす球を使わせない試合運びが光った。

  • 「平先生の教え」が生きた決勝点 岡山学芸館、初優勝の陰にあった監督の“恩師”就任

    2023.01.10

    第101回全国高校サッカー選手権は9日に国立競技場で決勝戦が行われ、岡山学芸館(岡山)が3-1で東山(京都)を破って初優勝を飾った。岡山学芸館の決勝点は、素早いサイド攻撃が起点。その陰には、今季から就任した平清孝ゼネラルアドバイザー(GA)の助言があった。

  • 「僕はロングスローだけではない」 東山MF松橋啓太、冷静さが導いた殊勲の技あり弾

    2023.01.08

    第101回全国高校サッカー選手権は7日に国立競技場で準決勝が行われ、第2試合では東山(京都)が1-1からPK戦4-2で前回準優勝の大津(熊本)を下して初の決勝進出を決めた。前半を0-1で折り返した東山に同点弾が生まれたのは、後半18分。右コーナーキックをニアサイドで相手が弾いた球がふわりと浮かんでファーサイドへ伸びると、落下点に走り込んだMF松橋啓太(3年)が右足のワンタッチシュートと見せかけて、前方へボールをコントロール。落ち着いて右足でシュートを蹴り込み、ボールは相手に当たりながらもネットを揺らした。「少し浮いていて難しいボールだったので、1回トラップしてみたら前が空いていたので、自分を信じてシュートを打ったら入った。アイデアが浮かんで、やってみた」(松橋)というフェイントで相手の動きが止まり、フリーでシュートを打つことができた。

  • 実況も「スーパー!」絶叫のミドル弾 岡山学芸館・岡本温叶、快挙の裏に左足の猛特訓

    2023.01.08

    大事な場面でコントロールをミスした選手が、なぜ鮮やかなゴールを決められたのか――。第101回全国高校サッカー選手権は7日に国立競技場で準決勝が行われ、第1試合では岡山学芸館(岡山)が3-3の同点からPK戦4-1で神村学園(鹿児島)を破り、初の決勝進出を決めた。プロ内定選手2名を筆頭に年代別日本代表選手を多く抱える神村学園に2度の勝ち越しを許す苦しい展開になったが、2-3から実況アナウンサーが思わず「スーパーーー!」と叫んだ劇的な同点弾で、決勝進出の可能性を手繰り寄せた。

  • U-18で“上田綺世超え”18戦34ゴール J2水戸に来季昇格、FW内田優晟が持つ駆け引きの妙

    2022.12.20

    J2クラブの育成組織から、期待のゴールハンターが来季トップチームに昇格する。12月17日に行われたプリンスリーグ関東2部参入戦で、水戸ホーリーホックユース(茨城県1位)は延長戦の末に帝京第三高校(山梨県1位)を破り、昇格を決めた。決勝点を奪ったのは、来季からトップチームに昇格するFW内田優晟(3年)。コーナーキックのこぼれ球を素早くゴールへ蹴り込んだ。「延長戦で自分の中でも気持ちが昂っていたし、絶対に決められると思っていたので、思い切り振り抜きました。本当に3年間、このためにやってきた。全員が全部を出し切って勝てた最高の試合。勝てて、何も心置きなく自信を持って来年、上のステージに行ける」と、後輩たちに大きな置き土産を作れたことを喜んだ。

  • 開始早々の“喝”で覚醒 京都精華、悲願のインターハイ初優勝を呼び込んだ全員バスケ

    2022.08.02

    全国高校総体(インターハイ)のバスケットボールは、1日に高松市総合体育館で最終日を迎え、女子決勝は京都精華学園(京都)が93-65で大阪薫英女学院(大阪)との“近畿勢対決”を制して初優勝を飾った。

  • 残り5秒で劇的な逆転3ポイント 福岡第一エース、優勝が懸かるプレーを後輩に託した理由

    2022.08.02

    残り5秒で天国と地獄がひっくり返った。全国高校総体(インターハイ)バスケットボールは1日に高松市総合体育館で男女の決勝戦を行い、男子は福岡第一(福岡)が77-76で開志国際(新潟)を破り、3年ぶり4回目の優勝を飾った。

  • 守備の福岡第一か、攻撃の開志国際か インハイ男子バスケ決勝、両者警戒する展開は?

    2022.08.01

    全国高校総体(インターハイ)バスケットボールは31日に高松市立体育館で準決勝を行い、男子は福岡第一(福岡)と開志国際(新潟)が決勝進出を決めた。決勝戦では、福岡第一が伝統的に得意としているハードなディフェンスに対し、開志国際の攻撃力がどこまで通じるかが一つのポイントになりそうだ。

  • 初V狙う京都精華と大阪薫英の近畿対決 女子バスケ決勝、注目は“主将”留学生を巡る攻防

    2022.08.01

    全国高校総体(インターハイ)のバスケットボールは31日に高松市立体育館で準決勝を行い、女子は京都精華学園(京都)と大阪薫英女学院(大阪)が決勝進出を決め、近畿勢同士の顔合わせとなった。

  • 苦悩した前橋育英“10番”、13年ぶり優勝導く劇的弾 決勝前夜、仲間に伝えていた決意

    2022.07.31

    これが10番の仕事だ! 試合終盤に決勝点を決めた小柄なストライカーは、カメラに向かって自身の背番号を強くアピールした。

  • 前橋育英、13年ぶりの優勝に王手 名将・山田監督が感謝した「夏の特別ルール」とは

    2022.07.29

    名将が、否定的だった「夏の特別ルール」に感謝した。徳島県で開催されている全国高校総体(インターハイ)サッカー男子は29日に準決勝を行い、前橋育英(群馬)はPK戦の末に前回準優勝の米子北(鳥取)を下して決勝進出を決めた。

  • 「超越」目指す大津、インハイ8強敗退 攻守の軸が悔やむ、近くて遠い「あと一歩」

    2022.07.29

    全国高校総体(インターハイ)サッカー男子は28日に準々決勝を行い、大津(熊本)は0-1で昌平(埼玉)に敗れた。前半に相手のFKをクリアしきれずにオウンゴール。後半は大津が猛攻を見せたが、スコアは動かなかった。山城朋大監督は「あと一歩でしたね。でも、そこは甘かったかなと思います。相手は私たちより1試合多く戦ってきている。いつもの調子ではないなと感じましたが、それでも粘り強く守って来た相手が一枚上でした」と悔しがった。

  • 34大会ぶり出場の湘南工大附、インターハイ8強で完敗 スタイルを貫いて見えた課題

    2022.07.29

    激戦区を抜けた先に、突き詰めるべき課題が待っていた。全国高校総体(インターハイ)サッカー男子は28日に準々決勝を行い、湘南工科大附属(神奈川)は0-3で前回準優勝の米子北(鳥取)に敗れた。前半、自陣でプレッシャーをかけられてミスしたところを仕留められて先制を許すと、前がかりになった背後をカウンターで突かれ、前半のうちに3失点。後半は主導権を握って押し込んだが、米子北の鉄壁のディフェンスを崩せず、なかなかシュートを打てないまま逃げ切られた。相手の良さが存分に発揮された試合で完敗を喫したが、湘南工科大附属の室井雅志監督は、取材対応エリアに現れると開口一番「ありがとうございました!」と負けたチームとは思えないくらい元気に挨拶をした。

  • 「見たことない」と監督も脱帽 矢板中央DF、驚異のロングスローで3戦連続ゴール演出

    2022.07.27

    徳島県で開催されている全国高校総体(インターハイ)のサッカー男子は26日に3回戦を行い、矢板中央(栃木)は東山(京都)を1-1でもつれ込んだPK戦の末に5-4で破り、初のベスト8進出を決めた。冬の全国高校サッカー選手権ではベスト4に進んだ実績を持つが、苦手としていた夏のインターハイでようやくベスト16の壁を超えた。

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