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五輪選手ら女性アスリート91%が実感 月経サイクルで変化するコンディション対処法

トップ選手ほど基礎体温を測り、月経サイクルをしっかり把握

Q.自覚するコンディションが最もよい時期はいつ? 体育系女子大生に行ったアンケートによると、約6割が月経終了後の数日間(卵胞期)が最もコンディションがよいと回答【デザイン:野口佳大】

 コンディショニングに必要なのは、自分の体調の波を知り、「じゃあどうすればいいのか?」と考えることです。月経のサイクルによって、体調の変化があるのか、ないのか? あるとしたらいつ頃、どんな症状が起きるのか。それがわかっていれば、例えば痛みが心配であれば事前に痛み止めを用意する、長めの入浴や念入りにマッサージをしてむくみに対処するなど、自分なりに工夫しながら、少しでもよいコンディションに持っていくことができます。

 事実、私がこれまで見たり、話したりしてきた女性アスリートたちは、トップの選手ほど、きちんと基礎体温を測っていますし、月経のサイクルもしっかり把握しています。

 大切なのは、生理による不調や痛みにフタをしたり「調子が悪くても仕方がない」とただ諦めたりするのではなく、自分の体を知り、向き合うことです。そして、よきタイミングや体にあった方法で、痛みや不快感のコントロールをする。この力が身に付くと、どんな日も練習や試合にベストで取り組めるようになりますし、パフォーマンスアップにもつながりますよ。

(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)

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須永 美歌子

日本体育大学教授、博士(医学)。日本オリンピック委員会強化スタッフ(医・科学スタッフ)、日本陸上競技連盟科学委員、日本体力医学会理事。運動時生理反応の男女差や月経周期の影響を考慮し、女性のための効率的なコンディショニング法やトレーニングプログラムの開発を目指し研究に取り組む。大学・大学院で教鞭を執るほか、専門の運動生理学、トレーニング科学の見地から、女性トップアスリートやコーチを指導。著書に『女性アスリートの教科書』(主婦の友社)、『1から学ぶスポーツ生理学』(ナップ)

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)、『つけたいところに最速で筋肉をつける技術』(岡田隆著、以上サンマーク出版)、『走りがグンと軽くなる 金哲彦のランニング・メソッド完全版』(金哲彦著、高橋書店)など。

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