東京五輪へ“トイレ大改修”に英注目 8割超が“洋式派”「和式はちょっと衝撃…」
2018年を迎え、すでに開幕まで残り1000日に切っている東京五輪。多くの外国人ファン、関係者が訪れる一大イベントへ向け、国内では様々な対策を進めているが、英メディアは外国人が日本で悩む“トイレ問題”の大改修に注目。観光施設の洋式化を進めていることについて、海外ファンから歓迎の声が上がっている。
20年東京五輪へ、外国人対策の“脱・和式計画”を英特集「スクワット型から着席型へ」
2018年を迎え、すでに開幕まで残り1000日に切っている東京五輪。多くの外国人ファン、関係者が訪れる一大イベントへ向け、国内では様々な対策を進めているが、英メディアは外国人が日本で悩む“トイレ問題”の大改修に注目。観光施設の洋式化を進めていることについて、海外ファンから歓迎の声が上がっている。
「2020年東京オリンピックで数千万の外国人観光客を歓迎すべく、日本がスクワット型トイレから着席モデルへと移行開始」
こう見出しを打って特集したのは、英紙「デイリー・メール」だ。記事では東京五輪に向けた“トイレ改革”に注目し、大々的に取り上げている。
記事では「このハイテク国家は、シート加温から圧力可変のビデ機能まで、幅のあるトイレテクノロジーにより外国人旅行者を惑わすことでも知られている」と日本のトイレ技術を称賛する半面、馴染みのない外国人が戸惑ってしまうことを言及している。
その上で「しかし、ある者が驚き、不意打ちを食らった者が落胆するのは、公的な場所のトイレの多くは伝統的なスクワット型だということだ」とつづっている。
記事では、日本の観光庁によると、国内の主な観光地の約4000か所の公衆トイレのうち約40%が和式となっており、同庁は20年に向けて観光地の公衆トイレを洋式に改修することを目指していると紹介している。