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三都主はブラジルで経営者、赤髪のモヒカンは人気解説者に… 02年日韓W杯日本代表の今

カタール・ワールドカップ(W杯)で7大会連続7回目の出場となるサッカー日本代表。1998年フランス大会ではグループリーグ3戦全敗だったが、韓国との共催でホスト国となった2002年日韓大会はグループリーグを突破し、初の決勝トーナメント(T)進出を果たした。メンバー選考時点から大きな物議を醸したが、2年前のシドニー五輪世代と「黄金世代」が融合。今は亡きレジェンドや奇抜なヘアスタイルで脚光を浴びたボランチなど、日本代表人気を定着させた23人のメンバーだった。

決勝トーナメント1回戦トルコ戦の日本代表先発イレブン【写真:Getty Images】
決勝トーナメント1回戦トルコ戦の日本代表先発イレブン【写真:Getty Images】

【大会別日本代表の今】日本史上初の決勝トーナメント進出果たした23人

 カタール・ワールドカップ(W杯)で7大会連続7回目の出場となるサッカー日本代表。1998年フランス大会ではグループリーグ3戦全敗だったが、韓国との共催でホスト国となった2002年日韓大会はグループリーグを突破し、初の決勝トーナメント(T)進出を果たした。メンバー選考時点から大きな物議を醸したが、2年前のシドニー五輪世代と「黄金世代」が融合。今は亡きレジェンドや奇抜なヘアスタイルで脚光を浴びたボランチなど、日本代表人気を定着させた23人のメンバーだった。

 メンバー選考に対する注目は大会前から過熱していた。フィリップ・トルシエ監督との不和がささやかれたMF中村俊輔の落選、エコノミークラス症候群を発症したFW高原直泰、メンバー入りしながらも直前合宿最中に虫垂炎を発症したMF小野伸二など、話題は尽きなかった。

 イタリア1部セリエAの名門ASローマで活躍するMF中田英寿やDF宮本恒靖らシドニー五輪の中心メンバーと、1999年FIFAワールドユース(現U-20W杯)ナイジェリア大会準優勝メンバーの小野、稲本潤一、中田浩二が融合。長く代表から離れていたFW中山雅史、DF秋田豊の両ベテランをサプライズ招集し、前回フランス大会経験者は8人となった。

“赤鬼”との異名もとった指揮官に負けない個性派が揃ったが、中でも注目されたのは背番号3をつけたDF松田直樹。DF3人をまっすぐ並べ、トルシエ監督の戦術の代名詞となった「フラット3」の申し子とも言われたが、指揮官が4バックをテストしようとする不機嫌になったり、海外遠征で出場機会がなかったことへの不満から突然帰国してしまうという“事件”も起こした。

 日韓W杯以降、松田が日本代表で活躍する機会は減った。2011年には横浜F・マリノスから当時JFLの松本山雅FCに移籍。しかし、同年8月2日、練習中に急性心筋梗塞を発症して突然倒れ、2日後の8月4日に34歳の若さで旅立った。今も語り継がれる日本サッカー界の伝説的存在として、多くのファンに愛されている。

 前回フランス大会の呂比須ワグナーに続き、2大会連続でブラジルからの帰化選手として出場したMF三都主アレサンドロ。決勝T1回戦のトルコ戦では先発に抜擢され、前半42分の直接FKは惜しくもクロスバーに阻まれた。この悔しさを胸に、2006年ドイツ大会にも出場。2017年に引退してからは故郷のブラジル・パラナ州マリンガでプロチーム「アルコ・スポーツ・ブラジル」を設立。経営者としてだけでなく、指導者としてユース世代の育成に努めている。

 この大会まで無名に近い存在だったMF戸田和幸も一気に注目を浴びた。前年2001年のFIFAコンフェデレーションズカップで代表デビューすると、中盤の底での闘志あふれる守備をトルシエ監督に買われてレギュラーに定着。W杯本番は真っ赤なモヒカンヘアで登場し、全4試合にフル出場した。2013年に現役を引退してからは慶応大ソッカー部コーチなど指導者としても活動。現在は的確な分析力を駆使し、解説者として活躍している。

(THE ANSWER編集部)



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