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子供にオスグッド病の症状… 練習はやらせるべき? 休ませるべき?

子供が剣道をしています。オスグッドの症状が出ており、素振りをして様子を見ていますが、しっかり休ませてしまった方がいいのでしょうか? 大会などもあり、できる範囲での練習を、本人は望んでいます。小学校6年生です。何か、良いアドバイスがあれば、お願いいたします。

質問者=小学6年生の保護者

子供が剣道をしています。オスグッドの症状が出ており、素振りをして様子を見ていますが、しっかり休ませてしまった方がいいのでしょうか? 大会などもあり、できる範囲での練習を、本人は望んでいます。小学校6年生です。何か、良いアドバイスがあれば、お願いいたします。

回答者=飯田紘孝さん(いいだ鍼灸整骨院・院長)

「オスグッド病」とは、小学校高学年~中学生に多く発生する膝の骨端症です。膝といっても、正しくは脛骨という脛の骨の上方に起こります。そこには「脛骨粗面」という筋肉の付着部があり、その脛骨粗面に付着している筋肉が「大腿四頭筋」という太ももの前面にある筋肉で膝を伸ばす筋肉です。

 サッカーのキックやバスケット、バレーボールのジャンプの動作、または走る際にも大腿四頭筋は使われ、過度の疲労で筋肉の柔軟性が落ちることに付け加え、この頃の子供、特に男子は急激な骨の成長があり、筋肉の成長が追いつかず、脛骨粗面にかかる牽引力が強まると炎症が起こります。

 成長期の子供の骨は両端がまだ比較的柔らかく、過度の牽引力が加わると骨が変形したり、遊離骨片(骨のかけら)ができたりしてしまい、そうなるともう自然には治りません。痛みも長引きます。ですので「オスグッド病」と診断されたお子さんには、運動の継続は私個人としてはおすすめできません。

 ただし、オスグッドバンド(オスグッド専用のサポーター)をして痛みが落ち着く場合は、痛みの出ない範囲での運動はと運動後のアイシングは指導しています。

 また、太ももの前と後ろの筋肉を伸ばすストレッチも大切です。ストレッチをすることもできないくらい痛い子は熱感があることが多いので、そういう場合もアイシングを指導しています。

 大事な大会もあると思いますが、まだ小学校6年生です。そういったところも考えてサポートしてあげて下さい。

飯田紘孝

いいだ鍼灸整骨院 院長

柔道整復師・鍼師・灸師・あん摩マッサージ指圧師

小学2年から横浜F・マリノス(当時の日産)の下部組織、日産プライマリーでプレー。横浜F・マリノスジュニアユース、ユースを経て、2001シーズンにトップチームへ昇格。
ユース時代には、U-16日本代表、全日本クラブユース選手権で全国制覇。惜しまれながらも2003シーズンをもって現役引退。
2004年より専門学校を経て、桜新町はりきゅう接骨院、大田区某整形外科リハビリテーション科の主任を務め、2014年6月に開業。
現在は、プロ選手時代の経験を生かし、整骨院に訪れる一人ひとりの身体と向き合い、若年層アスリートの成長を促している。

いいだ鍼灸整骨院
東京都大田区池上7-24-22
TEL:03-6715-5301
URL:http://iidashinkyu.com/

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