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筑陽学園が東福岡を破って全国最後の一枠 野中主将「東福岡を倒すために入学した」

最後の一枠を物にしたのは、筑陽学園だった。第98回全国高校サッカー選手権の福岡県大会は4日、レベルファイブスタジアムで決勝を行い、筑陽学園が1-0で東福岡を破り、11年ぶり3度目の全国大会出場を決めた。

全国最後の一枠を掴んだ筑陽学園【写真:平野貴也】
全国最後の一枠を掴んだ筑陽学園【写真:平野貴也】

福岡県大会決勝1-0で決着、野中主将「ヒガシを倒せたことは嬉しく思います」

 最後の一枠を物にしたのは、筑陽学園だった。第98回全国高校サッカー選手権の福岡県大会は4日、レベルファイブスタジアムで決勝を行い、筑陽学園が1-0で東福岡を破り、11年ぶり3度目の全国大会出場を決めた。全国大会の組み合わせは、11月18日に決定済み。U-17、U-18日本代表の活動に参加する可能性が高い選手が含まれる都道府県の予選が日程をずらして行われており、12月1日までに福岡県を除く出場校が決定。最後の一枠に筑陽学園が入り、すべての出場校が出そろった。

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 筑陽学園は、プリンスリーグ九州で8位と苦しんだ。要因は、失点の多さだ。18試合で37失点。平均2失点以上を喫している。しかし、選手権予選は、4試合で初戦の1失点のみ。ゴール前で体を張るようになり、仲間をカバーするプレーが増えたことで粘り強くなった。決勝も、守備からリズムを作り出した。試合序盤から東福岡がボールを支配して押し込んだが、筑陽学園はじっくり守り、狙い所を定めてスピードを上げてプレッシャーをかけると、ボール奪取から一気にカウンター。左DF今田光(3年)が自陣から一気に相手ゴール前までドリブルで持ち運ぶなど、相手の脅威となった。

 一方の東福岡は、次第にパスを回すだけで突破を仕掛けられなくなった。右ヒザを痛めていたため途中出場となったMF荒木遼太郎(3年、鹿島に加入内定)を後半8分に投入して攻撃のペースアップを図ったが、筑陽学園も負傷の影響でスーパーサブとして起用しているFW深松大雅(3年)を投入。すると、自陣からのFKをゴール前に送ったこぼれ球から深松が距離のあるところから思い切ったボレーでゴールポスト直撃のシュートを放ち、東福岡に傾き始めたムードを打ち消した。そして後半29分、筑陽学園は、深松が右サイドで縦に突破してクロス。ゴール前の混戦を通り抜けたボールをファーサイドで受けた左MF過能工太郎(3年)が押し込んでゴールを奪った。アシストした深松は「新人戦では(同じ相手に)自分が決められなかったせいで、負けました。自分は、縦のスピードが武器。今日は、コーチからは切り返すなと言われていたので、自信を持っていけたのが良かったです」とスピード勝負で均衡を破ったプレーを振り返った。

 1点を失った東福岡は、選手交代で圧力を強めた。身長187センチのDF野口明(2年)を前線に投入してパワープレーを狙い、DFモヨマルコム強志(3年)が入るとロングスローで相手ゴール前にボールを供給した。しかし、筑陽学園は生まれ変わった守備でシュートを許さなかった。長身の益永望光(3年)を投入して守りを固め、相手のクロスボールはGK野中友椰(3年)が果敢にクロスへ飛び出してパンチングで防ぎ、後半は相手のシュート本数をゼロに抑え、完封勝利を飾った。主将を務める野中は「東福岡を倒すために、この学校に入学して、3年間きついことも一緒に走って来た。ヒガシ(東福岡)を倒せたことは、嬉しく思います」と喜んだ。

 決勝点を決めた過能は「全国大会では、一戦一戦、ONE TEAMで戦って、特徴であるサイド攻撃で点を取って勝ちたい」と意気込みを語った。筑陽学園は、31日に行われる1回戦で初出場の愛工大名電高校(愛知)と対戦する。

(平野 貴也 / Takaya Hirano)

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