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大会を通じて見えた日本の強み 箕内拓郎の目「全員が高い理解力と実行力を持っていた」

ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は20日、準々決勝の第4試合が行われ、史上初の決勝トーナメント進出を果たした日本は南アフリカに3-26で敗れた。前半こそ3-5と僅差で折り返したが、後半に南アフリカの強いプレッシャーを受けた日本は、なかなかボールを展開することができず。ミスも相次ぎ、ペナルティーゴールで点差が開くと、残り15分で2トライを許し、涙を呑んだ。

箕内氏はノンメンバーを含めた31人、全員が高い理解力と実行力を持っていたことが日本の強みと語った【写真:荒川祐史】
箕内氏はノンメンバーを含めた31人、全員が高い理解力と実行力を持っていたことが日本の強みと語った【写真:荒川祐史】

南アフリカとの勝敗の差は「セットプレー」にあり

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は20日、準々決勝の第4試合が行われ、史上初の決勝トーナメント進出を果たした日本は南アフリカに3-26で敗れた。前半こそ3-5と僅差で折り返したが、後半に南アフリカの強いプレッシャーを受けた日本は、なかなかボールを展開することができず。ミスも相次ぎ、ペナルティーゴールで点差が開くと、残り15分で2トライを許し、涙を呑んだ。

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 4強入りこそ叶わなかったが、日本ラグビー界では前人未踏のW杯ベスト8という領域に足を踏み入れたジェイミー・ジャパン。今大会を通じて世界中に衝撃を与えたブレイブ・ブロッサムズの戦いを、元日本代表主将で2003年、2007年とW杯2大会に出場した箕内拓郎氏はどう見たのか。「THE ANSWER」に語ってくれた。

 ◇ ◇ ◇

 残念ながら負けてしまいましたが、ここまで日本は本当によく頑張りました。これまで海外の評価では「ティア2の中で、ティア1には勝てないけどそこそこ頑張っているチーム」というのが、日本の位置づけでした。それが前回大会の南アフリカ戦での勝利で少し変わり、今大会のアイルランド戦、スコットランド戦の勝利で世界に衝撃を与え、評価を上げました。準々決勝で対戦した南アフリカも、油断をすると危ない、というプレッシャーはあったと思います。

 準々決勝で南アフリカとの勝敗の差は、セットプレーにありました。日本は得意のスクラムで押されて、ペースを掴みきれなかった。セットプレーでのミスからチャンスを不意にした場面もありました。9月のテストマッチでは、実際のところ、日本はスクラムで手応えを感じていたと思います。ただ、この日は思いの外、プレッシャーが強かった。前半にスクラムでターンオーバーして、ペナルティーゴールで3点を返しましたが、あの時も相手FWがシンビンで7人だったし、相手のフッキングミスだった。スクラムで主導権を握れなかったのは痛かったですね。

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