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写真で伝わる井上尚弥の凄さ 現在世界王者の“顔をゆがませた瞬間”を米カメラマン激写

ボクシングのWBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者・井上尚弥(大橋)は、26日に東京・有明アリーナでWBA&IBF世界同級2団体統一王者マーロン・タパレス(フィリピン)と4団体統一戦を行う。勝てば男子では世界2人目となる2階級4団体統一の偉業。世界が注目する決戦の観戦機運を高めるべく「偉業へのカウントダウン」と題し、過去の名珍場面を紹介する。今回は相手の顔を歪ませた決定的瞬間など。

井上尚弥【写真:Getty Images】
井上尚弥【写真:Getty Images】

井上尚弥「偉業へのカウントダウン」

 ボクシングのWBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者・井上尚弥(大橋)は、26日に東京・有明アリーナでWBA&IBF世界同級2団体統一王者マーロン・タパレス(フィリピン)と4団体統一戦を行う。勝てば男子では世界2人目となる2階級4団体統一の偉業。世界が注目する決戦の観戦機運を高めるべく「偉業へのカウントダウン」と題し、過去の名珍場面を紹介する。今回は相手の顔を歪ませた決定的瞬間など。

○2020年10月、ジェイソン・マロニーとのバンタム級防衛戦

 モロに入った井上の右アッパーが相手の顔を歪ませた。マロニーは左手で頬を、右腕でボディーをブロックしていたようだが、その間を井上の右拳が突き抜けていた。金色のグラブは顎にしっかりと着弾。頬の肉がゆがむ中、井上の目はしっかりと相手を捉えていた。

 決定的瞬間を激写したのは、米興行大手・トップランク社のマイキー・ウィリアムズカメラマン。ボクシングではたびたび見られるシーンの画像とともに文面に「モンスターがやってきた」と記していた。他にも7回KO勝ちを決めた右ストレートの瞬間を収めた画像も投稿。プロの腕前で井上の迫力ある姿を切り取っていた。そして今年5月、マロニーは井上が返上したWBO王座を獲得。現在は世界王座に君臨している。

○2019年11月、かつて敗れたパヤノの潔い絶賛

 井上はワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝でノニト・ドネア(フィリピン)と対戦。その試合開催前、元WBA世界同級スーパー王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)が井上に賛辞を送っていた。18年10月のWBSS初戦で70秒KO負け。この試合で井上が初めて放ったパンチを被弾し、プロキャリア初のKO負けを喫した。

 ドネア戦直前、米専門メディア「ボクシングシーン.com」はパヤノのコメントを紹介。「彼はただただ偉大なんだよ」「プロとアマチュア生活で世界最高の男たちと戦ってきた。彼は全てにおいて圧倒的に別次元だ。彼を倒せる人間は誰もいないだろう」と断言していた。アマチュア時代は425勝21敗。頂上決戦に臨む無敵のモンスターに潔いエールを送っていた。

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