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海外ボクシング世界王者に禁止ステロイド陽性反応と米報道 本人は否定「聞いたこともない」

女子ボクシング世界スーパーフェザー級4団体統一王者アリシア・バウムガードナー(米国)に薬物疑惑が浮上した。海外メディアが報じているもので、先月のクリスティーナ・リナルダトゥ(ギリシャ)との4団体統一王座タイトルマッチ直前に行われた検査で禁止薬物のステロイドが検出されたという。本人は否定しているが、プロモーターは「さらなる措置」に従うことを強調。米メディアが報じている。

アリシア・バウムガードナー【写真:Getty Images】
アリシア・バウムガードナー【写真:Getty Images】

4団体統一女子王者のアリシア・バウムガードナー

 女子ボクシングの世界スーパーフェザー級4団体統一王者アリシア・バウムガードナー(米国)に薬物疑惑が浮上した。海外メディアが報じているもので、先月のクリスティーナ・リナルダトゥ(ギリシャ)との4団体統一王座タイトルマッチ直前に行われた検査で禁止薬物のステロイドが検出されたという。本人は否定しているが、プロモーターは「さらなる措置」に従うことを強調。米メディアが報じている。


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 衝撃が走った。米スポーツ専門局「ESPN」は「ボクサーのアリシア・バウムガードナーが7月の試合の前に薬物検査で陽性反応」との見出しで記事を掲載。「世界スーパーフェザー級4団体統一王者のアリシア・バウムガードナーが7月15日のクリスティーナ・リナルダトゥとの試合の前に自主的に行った薬物検査で2つの禁止薬物の陽性反応を示した。彼女のプロモーターであるマッチルーム・ボクシングが水曜日に発表した」と報じた。

 記事では「リナルダトゥに3-0の判定で勝利し、初めて4団体統一王者として王座を防衛したバウムガードナーは声明を発表し、7月12日に実施した検査でメステロロンとメテノロンアセタートの代謝物に陽性反応が出たと説明。しかし15日の試合後と16日にも検査を受け、両方とも陰性に戻ったとした」と記し、一連の流れを説明。バウムガードナーが「2つの薬物は今まで聞いたことも使ったこともない」と自身のSNS内で発表した声明も紹介した。

 さらに「マッチルーム・ボクシングは声明の中で8月12日に『悪い分析結果』が出たと知らされたと説明。『全面的な調査が行われる中、さらなる措置とガイダンスについては規制当局に従う』とした」とここまでの流れと、プロモーターが追随検査に協力する姿勢を見せていることも記している。

 この件について、米著名ボクシングジャーナリストのダン・ラファエル氏は自身のX(旧ツイッター)で「速報:入手した書類と結果について詳しい関係者によると、世界スーパーフェザー級4団体統一王者アリシア・バウムガードナーは、リナルダトゥとの試合3日前である7月12日に行われた尿検査で禁止ステロイド薬であるメステロロンの陽性反応を示した。結果は8月10日に返ってきたものだ」と伝えている。

 バウムガードは7月15日(日本時間16日)に米ミシガン州デトロイトで行われた、4団体統一王座防衛戦でリナルダトゥに3-0の判定勝ちを収めた。

(THE ANSWER編集部)



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