実績十分「フクヒロ」VS「ナガマツ」の勢い 日本勢で金メダル争う決勝の見どころは
4強に3組と圧倒的な層の厚さを見せる女子ダブルスは、同国勢で金メダルを争うことになった。バドミントンの世界選手権は4日、中国・南京市ユースオリンピック公園アリーナで各種目の準決勝を行い、女子ダブルスは初出場の松本麻佑、永原和可那組(北都銀行)と、前回銀メダルの福島由紀、廣田彩花(岐阜トリッキーパンダース)がそれぞれ勝ち上がり、決勝進出を決めた。同種目で日本勢が金メダルを獲得するのは、1977年に行われた第1回大会の栂野尾悦子、植野恵美子組以来41年ぶりとなる。
決勝は日本人ペア対決、同種目の金メダルは41年ぶり
4強に3組と圧倒的な層の厚さを見せる女子ダブルスは、同国勢で金メダルを争うことになった。バドミントンの世界選手権は4日、中国・南京市ユースオリンピック公園アリーナで各種目の準決勝を行い、女子ダブルスは初出場の松本麻佑、永原和可那組(北都銀行)と、前回銀メダルの福島由紀、廣田彩花(岐阜トリッキーパンダース)がそれぞれ勝ち上がり、決勝進出を決めた。同種目で日本勢が金メダルを獲得するのは、1977年に行われた第1回大会の栂野尾悦子、植野恵美子組以来41年ぶりとなる。
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実績十分の福島、廣田組に、若手の松本、永原が挑む形だ。福島、廣田の「フクヒロ」ペアは、日本A代表に入った昨季、ブレイクした。所属チームの末綱聡子コーチは「海外のトップの試合を1年間回って、経験を積んだ。相手によって臨機応変にプレーを変えられるように、上手くやり取りができるようになった」と成長を認める。
前回大会では準優勝。最新の世界ランクは2位で、今大会には第2シードで出場している。準決勝では、第4シードの米元小春、田中志穂組(北都銀行)をストレートで撃破。攻撃時、前衛と後衛をどちらもこなせる強みを生かして、攻め切った。いまや、日本女子ダブルスのエース格と言える。
対する松本、永原は、1年遅れて、今季A代表入り。永原と松本で「ナガマツ」ペアだ。ともに170センチを超える長身を生かしたアタック、ドライブが魅力。こちらも前後が入れ替わっても強みを発揮できる。特に身長177センチで本来は後衛の松本が前に出ると、少しでも甘い球が浮いてくれば、高い打点のジャンプショットでたたき落とす。