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完璧ボクサー井上尚弥の“弱点”を発見したバトラー自信「ドネア初戦でよく見られた」

ボクシングのWBAスーパー&IBF&WBC世界バンタム級3団体統一王者・井上尚弥(大橋)は13日、東京・有明アリーナでWBO世界同級王者・ポール・バトラー(英国)と4団体王座統一戦を行う。バトラーは井上の“弱点”を指摘。「ドネア第1戦でよく見られた」と自信を見せたことを海外メディアが伝えている。

10月13日、横浜市内のホテルで会見に出席した井上尚弥、背後のボードに写るポール・バトラー【写真:浜田洋平】
10月13日、横浜市内のホテルで会見に出席した井上尚弥、背後のボードに写るポール・バトラー【写真:浜田洋平】

井上尚弥VSバトラー

 ボクシングのWBAスーパー&IBF&WBC世界バンタム級3団体統一王者・井上尚弥(大橋)は13日、東京・有明アリーナでWBO世界同級王者・ポール・バトラー(英国)と4団体王座統一戦を行う。バトラーは井上の“弱点”を指摘。「ドネア第1戦でよく見られた」と自信を見せたことを海外メディアが伝えている。

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 バトラーのインタビューを公開したのは、英ボクシング専門メディア「iFL TV」のYouTubeチャンネルだった。井上は2019年11月にノニト・ドネア(フィリピン)に判定勝ち。今年6月の再戦で2回TKO勝ちした。バトラーは第1戦で発見したことがあったという。

「ドネアとの第1戦でよく見られたのは、彼(井上)のパンチを放つ手は優れているが、反対の手は下がっている。ロープ際(に追い込まれること)もあまり快適そうではなかった」

 日本ボクシング史上最高傑作と称される井上。KOを量産するパンチ力だけではなく、スピード、テクニックなど全てを兼ね備えた完璧なボクサーだが、バトラーはディフェンス面を指摘した。続けて「でも、それも対峙する人間次第。自分は快適でいなければいけない」と警戒。「時にはリスクを冒し、彼に圧力をかけてロープへ追い詰めようとしなければいけない」と語った。

 足を使うことが予想されるバトラーだが、好戦的な作戦も示唆。「今まで経験したことがないような不快な状況に彼を置こうとしなければいけないんだ」と距離を制しながら追いチャンスをつくる構えのようだ。不敵な笑みを浮かべるWBO王者の思惑通りにいくのだろうか。

(THE ANSWER編集部)


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