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超特大HRを被弾した“投手” マウンド上の表情が「まるで打たせたみたいだ」と米話題

11日(日本時間12日)に行われた米大リーグ・パドレス―ドジャース戦で、ドジャースのトレイ・ターナー内野手が9回に左翼4階席まで運ぶ20号ソロを放った。米メディアは動画を公開。ターナーへの称賛もさることながら、大差がついていた試合で登板して豪快弾を献上した野手の表情にも注目が集まっていた。

9回に20号を放ち、ベースを回るドジャースのトレイ・ターナー【写真:ロイター】
9回に20号を放ち、ベースを回るドジャースのトレイ・ターナー【写真:ロイター】

8点差がついた9回に登板した野手からターナーが20号ソロ

 11日(日本時間12日)に行われた米大リーグ・パドレス―ドジャース戦で、ドジャースのトレイ・ターナー内野手が9回に左翼4階席まで運ぶ20号ソロを放った。米メディアは動画を公開。ターナーへの称賛もさることながら、大差がついていた試合で登板して豪快弾を献上した野手の表情にも注目が集まっていた。

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 視覚的なインパクトは群を抜いていた。2-10と8点差がついた9回、パドレスは一塁を守っていたウィル・マイヤーズをマウンドに送った。先頭打者のターナーが、緩いボールを迷わず強振。打球は大きなアーチを描いて左翼に設けられた4階席に着弾した。まさかの打球に、ホールランボールを手にしたスタンドの男性ファンも大きなガッツポーズを見せた。

 米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のMLB専門ツイッターは「トレイ・ターナーがウィル・マイヤーズを打ち砕く」との文面で動画を公開。ターナーはこれが今季20号。ドジャースの内野手としては史上3人目の「20HR・20盗塁」を達成した。

 映像を見た米ファンは被弾したマイヤーズにも注目。9回に大差がついている展開だったための野手登板だったが、甘い55マイル(約88.5キロ)の球が豪快に運ばれてしまった。リリーフ投手の温存が大きな目的で、点を奪われることは止む無しだったとは言え、超特大の一発を打たれた直後に思わず苦笑いしていた。

 落胆の様子はなかったシーンを見逃さなかったファンからは「マイヤーズはホームランダービーで打たせたみたいな笑いをしている」との声も寄せられていた。試合はターナーの本塁打で加点したドジャースが11-2で大勝。今季4度目の野手登板だったマイヤーズは1点を失ったものの、後続を抑えて1イニングを投げ抜いた。

(THE ANSWER編集部)

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