球場スタッフに米ブーイング 観客席の“大作”を無慈悲に破壊「楽しませろ」「最低」
米大リーグで、観客と球場係員のやりとりが注目を集めた。2日(日本時間3日)のカブス―カージナルス戦。客席で大量のビールカップを重ねた“大作”を、係員が無慈悲に破壊。米ファンからは「大きなブーイング」「最低!」など様々な声が寄せられている。
球場スタッフの行動に冗談交じりのブーイングの声
米大リーグで、観客と球場係員のやりとりが注目を集めた。2日(日本時間3日)のカブス―カージナルス戦。客席で大量のビールカップを重ねた“大作”を、係員が無慈悲に破壊。米ファンからは「大きなブーイング」「最低!」など様々な声が寄せられている。
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カブスの本拠地リグレーフィールドで行われた試合の6回だった。男性ファンが客席のスペースで大量のビールカップを用いて、タワーを作っている。段が上がるごとにカップの数が少なくなっていくというピラミッドのような形。周囲も見つめる中、もうすぐで完成というところだった。
そこにやってきたのが、赤い服を着た球場スタッフ。右手を出して、そのタワーを崩しに入ったのである。さらに下の方の段にも手を出して完全に崩壊させてしまった。作っていた男性も見つかればこうなることは覚悟していたのか、特に反発はしなかった。
米国の実況席も「Oh~」と残念がったシーン。周囲の複数のファンはブーイングのポーズをとる姿も見せた。米ヤフースポーツ公式ツイッターが実際の映像を公開すると、「観客を楽しませろ!」「大きなブーイング」「刑務所に行ってくれ」「なんてこった」「ブーーーー」「最低!」などと冗談とも本気ともとれる不満の声が集まっていた。珍しい光景が生まれた試合は、カブスが7-5で勝利した。
(THE ANSWER編集部)