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井上尚弥、WBSS出場明言も… まずは3階級制覇「25日に集中しているとも書いて」

井上は順調な調整をアピール【写真:平野貴也】
井上は順調な調整をアピール【写真:平野貴也】

3階級制覇からWBSSへ「ほかの日本人選手と違うステージに行きたいという思いある」

 2012年にプロデビューした井上は、7年間で驚異的なキャリアを積んできた。2014年に当時の日本人男子最短記録である6戦目でWBC世界ライトフライ級王座を獲得。8戦目でWBO世界スーパーフライ級王座を獲得して2階級制覇を達成。以降も負けなしで戦績は15戦全勝(13KO)。これから成熟期を迎える25歳で、相手を探すのが難しいほどの存在となった。WBSSは、評価の高い選手がリスクを負って臨むビッグマッチ。大橋秀行会長は「試合が終わってから決めたい。今は勝つことだけに集中したい」と慎重な姿勢を示したが、井上は「出ることに意味がある。トップと試合をすることが、自分の力を引き出してくれる。ほかの日本人選手と違うステージに行きたいという思いは、昔からある」と参戦に向けた強い思いを明かした。

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 ただし、井上自身が指摘したように、まずは初めてのバンタム級での試合をクリアしなければいけない。階級を上げたことで減量苦から解放されるが、相手の体格やパワーは今までの相手より大きくなる。特に、今回の対戦では約13センチの身長差も課題となる。164.7センチの井上に対し、マクドネルは178センチ。井上は、シャドーボクシングでガードを上げて頭より高い位置へのジャブを放ち、ミット打ちでは、長身選手の弱点になりがちなボディへ強烈な左フックを何度も打ち込んだ。各国から長身パートナーを呼んでスパーリングを重ねており、準備は万全だというが、油断を遠ざけるように「マクドネル選手を過大評価している。自分のパンチが当たらない、ボディ(ブロー)もヒジでブロックされるというイメージでやっている」と警戒を怠らなかった。KO勝ちで「バンタムの井上」を強く印象付けられるか。井上は、さらに大きなステージへ進むための3階級制覇に挑む。

(平野 貴也 / Takaya Hirano)

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