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ネクストモンスター中谷潤人が圧勝V2 本家・井上尚弥も称賛「日本人にないパンチの角度」

ボクシングのWBO世界フライ級(50.8キロ以下)タイトルマッチ12回戦が9日、さいたまスーパーアリーナで開催され、王者・中谷潤人(M.T)が世界初挑戦の同級2位・山内涼太(角海老宝石)を8回TKOで下し、2度目の防衛に成功した。戦績は24歳の中谷が23戦全勝、27歳の山内が8勝2敗。

WBO世界フライ級タイトルマッチ、8回TKOで2度目の防衛に成功し右手を上げた中谷潤人(左)【写真:荒川祐史】
WBO世界フライ級タイトルマッチ、8回TKOで2度目の防衛に成功し右手を上げた中谷潤人(左)【写真:荒川祐史】

WBO世界フライ級タイトルマッチ

 ボクシングのWBO世界フライ級(50.8キロ以下)タイトルマッチ12回戦が9日、さいたまスーパーアリーナで開催され、王者・中谷潤人(M.T)が世界初挑戦の同級2位・山内涼太(角海老宝石)を8回TKOで下し、2度目の防衛に成功した。戦績は24歳の中谷が23戦全勝、27歳の山内が8勝2敗。

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「セコンドの言葉通り、少しずつスタミナだったり、ペース配分しながら詰めていけた。自分の中でも長いラウンド戦って収穫があった。1ラウンドでいいパンチは当たったけど、山内選手はパンチある選手。集中して1ラウンドから入っていけた。そこは良かった」

 綺麗な顔でリングインタビューに応じた中谷は、その言葉通り、充実感に満ちていた。

 初回から積極的に前に出た中谷は、序盤から山内を圧倒。2回終了時で山内の顔は腫れ上がった。決着は8回。なんとか粘っていた山内を仕留めたにかかった中谷はロープ際に追い込み、ラッシュをかけた。最後はレフェリーストップ。V2を達成し、右拳を突き上げた。

 昨年12月29日、同級4位クリスチャン・ゴンサレス(メキシコ)との対戦が予定されていたが、新型コロナウイルス・オミクロン株の感染拡大により実現せず。対戦相手は山内に変更となり、この日を迎えた。延期期間を生かし、動画で海外選手の技術を研究。スパーリングは177ラウンドと多めにこなし、腕を磨いてきた。

 この試合についての戦略を問われると、中谷は「戦略というより自分のボクシングを伸ばしながら、この試合に挑めた。くっついたり、離れたりを試しながら組み立てていけた。収穫がありました」と手応えを強調した。

 中谷にとっては、昨年9月に米アリゾナでアンヘル・アコスタ(プエルトリコ)に4回TKO勝ちした初防衛戦以来の試合。国内開催は20年6月の同級王座決定戦(東京・後楽園ホール)以来、1年10か月ぶりだった。

「(前の試合で)インパクトのある勝ち方ができて、今回も期待されるのは分かった。こういうKOするシーン見せたかった。こういう形で勝てて、凄くうれしい」

 バンタム級の井上尚弥になぞらえ、「ネクスト・モンスター」とも言われる逸材。実際に井上が観戦する前で圧勝したが、本人は「まだまだおこがましい。アメリカ、日本でも覚えてもらえる試合して、パウンド・フォー・パウンドに入っていける選手になりたい」と将来を見据えた。

 独占生配信したアマゾンプライムビデオでゲスト出演した井上は「長い距離、中間距離、接近戦、いろいろ試しながらやっていた。練習してきたことを一つ一つ、相手に当てはめていく試合運びだった」と評価した。

 さらに「パンチを出す可動域。日本人にない角度で出てくる。アッパーだったり、オーバーパンチだったり、相手から見えづらい。今日はどの距離でも戦えるんだぞというのを今日の試合で見せていた。強味は一つじゃないというところが印象的。今日はレベルの違いを感じた」と称賛した。

 メインイベントではWBAスーパー・IBF世界ミドル級王座統一戦が行われ、興行規模は20億円を超える日本ボクシング史上最大の興行。WBAスーパー王者・村田諒太(帝拳)とIBF王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)が激突する。

(THE ANSWER編集部)

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