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パナソニック山沢拓也、足技華麗に23得点 HC評価「『山沢』ってプレーをしてくれた」

ラグビーのトップリーグ第2節が28日、5会場で行われ、埼玉・熊谷ラグビー場ではパナソニックが60-12で日野に勝利。開幕2連勝を飾った。今季初出場のSO山沢拓也が2トライなど計23点と活躍。華麗なキックでも相手を翻弄した。それでも試合後のオンライン会見では「前半のようなゲームマネジメントをしていたら国を代表するような試合には出られない」と反省を口にした。

23得点を記録したパナソニックの山沢拓也【写真:荒川祐史】
23得点を記録したパナソニックの山沢拓也【写真:荒川祐史】

日野戦で2トライ、正確なキックも披露

 ラグビーのトップリーグ第2節が28日、5会場で行われ、埼玉・熊谷ラグビー場ではパナソニックが60-12で日野に勝利。開幕2連勝を飾った。今季初出場のSO山沢拓也が2トライなど計23点と活躍。華麗なキックでも相手を翻弄した。それでも試合後のオンライン会見では「前半のようなゲームマネジメントをしていたら国を代表するような試合には出られない」と反省を口にした。


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 開幕節で出場できなかったうっぷんを晴らした。今季初スタメンとなった山沢は前半4分に前方へのキックパスで味方のトライを演出すると、後半14分にはキックで守備に来た相手をかわし、自らトライ。コンバージョンキック5本、ペナルティキック1本も決め、足技で存在感を示した。

 60点を記録したパナソニックを牽引したが、チームが15点に終わった前半は反省点が多かったようだ。試合後のオンライン会見では「前半のようなゲームマネジメントをしていたら国を代表するような試合には出られない。チームに勢いを出せるようなプレーヤーにならないといけない。持ち味を消すことはせず、ゲームマネジメントのところでもっと勉強というか、経験してもっとできるようにしていきたい」と語った。

 日本代表キャップ3を誇る26歳。今後、国を代表する試合を戦うための課題として「スキル一つ一つの精度を高めることはもちろんですが、ラグビーの知識というのは他の選手に比べて足りていないところがある。いろんな経験をすることで引き出しは増えてくると思う。経験して自分のレベルアップにつなげていければ」と語った。

 20日の開幕節・リコー戦では出場機会がなく「もどかしい思いがあった」と吐露。待ちに待った出場だったが「自分の中ではあまり意気込みしすぎず、自分のペースでやれるように意識していた」と冷静だった。ロビー・ディーンズ・ヘッドコーチ(HC)は「見ていただいたように、『山沢』ってプレー、真似できないようなプレーをしてくれた。プレッシャーをかけてくるチームだったが、自分のプレーで打開してくれた」と評価していた。

(THE ANSWER編集部)




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