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熱中症は朝食を抜くと危険? ビジネスマンの“朝の通勤時間”が意外と盲点のワケ

ビジネスマンにとって“朝の通勤時間”が盲点となりやすいワケは?

「熱中症予防にはスポーツ飲料を飲んだ方がいいのでは?」と思う方は多いと思いますが、オフィスワーカーでしたら水や麦茶で十分。スポーツ飲料が必要なのはスポーツの世界でも、炎天下や体育館など、かなり汗をかく環境で1時間以上、運動した場合です。塩分も含まれているので、むしろ血圧の高い人や、食事で塩気の多いものを食べている人は、塩分を摂りすぎる可能性も高くなります。飲んだとしても1日500mlのペットボトル1本以内にしましょう。

 一方、野外での長時間の肉体労働に従事している方や、営業で長時間、外を歩き回っている方は、スポーツ飲料を積極的に飲んで。また「人一倍、汗をかく」という自覚のある人も、意識して飲みましょう。

 さて、ビジネスマン&ウーマンたちにとって、熱中症予防の盲点となりやすいのが朝の通勤時間です。

 私たちは飲み物からだけでなく、食事からも水分を摂っています。汁物は言わずもがな、野菜やご飯からも水分を摂っているのです。「時間がないから」と朝、何も食べないで飛び出すと、熱中症の危険度がアップ。満員電車に飛び乗った途端に、具合が悪くなってしまった……という事態になりかねません。

 そもそも、体の水分は就寝中、相当量が汗と呼吸で体外に排出されます。ですから、寝起きの体はとっても水分不足。就寝前まで、ちょこちょこと水分を摂って体を潤しつつ、起床後もまずはコップ1杯の水を飲む。そして、できるだけ食事を摂ってから出かけると、熱中症予防になりますよ。

(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)

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橋本 玲子

株式会社 Food Connection 代表取締役

管理栄養士/公認スポーツ栄養士

ラグビーワールドカップ(W杯)2019で栄養コンサルティング業務を担当。2003年ラグビーW杯日本代表、サッカーJ1横浜F・マリノス(1999年~2017年)、ラグビートップリーグ・パナソニック ワイルドナイツ(2005年~現在)ほか、車いす陸上選手らトップアスリートのコンディション管理を「食と栄養面」からサポート。また、ジュニア世代と保護者に向けての食育活動も行う。アメリカ栄養士会スポーツ循環器栄養グループ(SCAN)並びに、スポーツ栄養の国際的組織PINESのメンバー。アメリカ栄養士会インターナショナルメンバー日本代表(IAAND)として、海外の栄養士との交流も多い。近著に『スポ食~世界で戦うアスリートを目ざす子どもたちに~』(ベースボールマガジン社)

URL:http://food-connection.jp/

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)、『つけたいところに最速で筋肉をつける技術』(岡田隆著、以上サンマーク出版)、『走りがグンと軽くなる 金哲彦のランニング・メソッド完全版』(金哲彦著、高橋書店)など。

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