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【早実元エースの米挑戦記・番外編】メキシコで触れた“日本の勝利主義”とのギャップ

高校野球の名門・早実(東京)の元エース・内田聖人投手(25)が米独立リーグの強豪キャナムリーグのニュージャージー・ジャッカルズと正式契約を結んだことが26日、分かった。JX-ENEOSを17年限りで戦力外となった後、プレー続行の道を求めて社業の傍らトレーニングに励み、今年2月から1か月、米国でトライアウトに挑戦していたが、夢の第一歩を掴んだ。

内田が見学したメキシコ最大のベースボールアカデミー【写真提供:アジアンブリーズ】
内田が見学したメキシコ最大のベースボールアカデミー【写真提供:アジアンブリーズ】

1か月の米挑戦の裏で驚きの発見…メキシコのアカデミーで見た風景とは

 高校野球の名門・早実(東京)の元エース・内田聖人投手(25)が米独立リーグの強豪キャナムリーグのニュージャージー・ジャッカルズと正式契約を結んだことが26日、分かった。JX-ENEOSを17年限りで戦力外となった後、プレー続行の道を求めて社業の傍らトレーニングに励み、今年2月から1か月、米国でトライアウトに挑戦していたが、夢の第一歩を掴んだ。

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 1か月に及んだ挑戦の裏で、驚きの“出会い”があった。メキシコの球団と対戦した際に同国最大のベースボールアカデミーを見学。13~16歳程度の選手が所属し、メジャーとの契約を目指し、日々練習する若者たちを目の当たりにした。衣食住の環境が整えられており、一部の有望選手はアカデミー側が親の生活費も支援している。メキシコでは、このアカデミーに入ることがエリート街道であり、親孝行でもあるという。異文化の野球環境を知り、驚くことがあった。

「MLBで活躍する選手を育成することが全てなので、試合でもその日の投手の球数が決められていて、目の前の勝利よりもその先のことを考えていました。日本では各分野で日本一を目指して取り組むことが普通だと思っていたので、そのギャップには驚きましたが、選手の将来を考えると、こういった野球の方が合理的な気もしました。選手たちは日本の中学生から高校生くらいの年の子たちですが、MLBという目標を見定めているからか、立ち居振る舞いやオーラはとても子供には見えなかったです」

 内田自身、甲子園に出場した早実時代は日本一を目指し、取り組んできた。早大では右肘の故障に苦しみ、大卒プロ入りを断念した経緯がある。「国が変わるだけで野球の文化もこんなに大きく変わるんだなと思いました」。自身の夢を追った挑戦だったが、異国の地で野球人として得た発見も大きな財産となった。

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