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大学サッカー界の雄、明大が長友佑都ら育てた名トレーナーを招いた理由とは

昨年総理大臣杯を制覇した明大サッカー部は16日と17日の2日間、静岡県・清水合宿でシーズンインキャンプを行なった。今回の強化合宿にはスペシャルゲストとして、プロトレーナーの木場克己氏が招聘された。同大学OBのガラタサライDF長友佑都らトップアスリートも師事する名トレーナーを、大学サッカー界の雄が招いた理由とはいったい何だったのか――。

プロトレーナーの木場克己氏(左)と明大サッカー部の栗田大輔監督【写真提供:KOBAスポーツエンターテイメント】
プロトレーナーの木場克己氏(左)と明大サッカー部の栗田大輔監督【写真提供:KOBAスポーツエンターテイメント】

明大サッカー部がキャンプにプロトレーナーの木場氏を招聘

 昨年総理大臣杯を制覇した明大サッカー部は16日と17日の2日間、静岡県・清水合宿でシーズンインキャンプを行なった。今回の強化合宿にはスペシャルゲストとして、プロトレーナーの木場克己氏が招聘された。同大学OBのガラタサライDF長友佑都らトップアスリートも師事する名トレーナーを、大学サッカー界の雄が招いた理由とはいったい何だったのか――。

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「2月3日にシーズンインを迎えましたが、今回の合宿の目的は2つありました。まずはチームの意識レベルを高める。そして、部員全体のベクトルをしっかり揃える。第2は怪我をしないカラダ作りです。開幕まで2週間。改めて木場トレーナーを呼ぶことで、体との向き合い方を考える機会になりました」

 明大サッカー部の栗田大輔監督はこう語った。木場克己氏は体幹、体軸、バランスを強化する「Koba式体幹・バランストレーニング」の開発者で、競泳のリオ五輪代表・池江璃花子(ルネサンス亀戸)らトップアスリートを指導。日本郵政女子陸上部もアドバイザーとして指導し、2016年に創部3年目で全日本実業団女子対抗駅伝(クイーンズ駅伝)優勝に導いたスペシャリストだ。

 トップアスリートのみならず、U-20日本代表FW久保建英(FC東京)やレアル・マドリードの下部組織に所属する中井卓大ら育成年代のエリートも指導する木場氏は、今回の清水合宿初日に座学スタイルで3時間指導した。

 設定されたテーマは、「サッカーにおいて、体幹とバランスをいかに活用し、個々のトレーニングにおいてはどの筋肉を意識すべきか」。また「なぜ、長友はサッカー選手として成長したのか」だった。

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