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田中希実を強くした「一人のプライドと責任」 部活や実業団に属さず手にした五輪内定

プライドの裏にある思い「一人でやってきた自信と反対ですが…」

 苦しいのは自分だけではない。だから、今大会最大のライバルだった廣中に対しても「本当に力のある選手だと尊敬している」と敬意を払うことができる。そして、足を止めない限り「苦しみ」を抱える次の戦いがやってくる。

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「だからこそ、次からも責任を持って頑張りたい。またしんどい思いをするかもしれないけど、それは(五輪出場の)権利を得られたからこそ感じられるしんどさ。その中で楽しさや喜びを見いだせるような強さを身につけたい。そこで勝った実感と責任は増していくのかなと思います」

 どこかの団体に所属することを否定する気はない。本格的に陸上を始めた中学、高校と部活で走りを磨いた。チームで動き、切磋琢磨する大切さも知っている。「一人でやってきた」という自負はあるが、今回の優勝で一人では走り抜けなかったこともしっかりと自覚した。

「一人でやってきたという自信と反対かもしれませんが、多くの人に支えてもらっていることも感じています。地元の関西で多くの人に応援してもらった。一人でやってきたというプライドはあったけど、そこの部分(厳しい練習)は感謝の気持ちがあったからこそ走れたと思います」

 激走したレース後、多くの人から「泣いた」とメッセージが届いた。「苦しみ抜いて結果を出すことも必要だけど、苦しいで終わるだけではなく、しっかりそこで笑顔になって結果を出して人の心を動かせれば」。まだまだ成長過程の21歳。“一人のプライド”を芯に持ちながら、人の心を揺さぶる走りに磨きをかける。

(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)

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