顔面キックにもカード出さない韓国人主審、母国メディアは擁護「中国は判定の心配よりも…」
日本代表も参加しているサッカーのアジアカップは17日、グループリーグ第2節を行い、世界ランキング79位の中国が同107位のレバノンと対戦し0-0で引き分けた。前半12分に、レバノンの選手が振り上げた足が中国の選手の顔面に入るアクシデントが発生するなど荒れ気味の試合となったが、両チームに出されたのはイエローカード1枚だけ。この試合は韓国の審判団が受け持っており、韓国メディアはその試合進行を称賛している。
韓国に5枚のイエロー出した中国審判団と対比
日本代表も参加しているサッカーのアジアカップは17日、グループリーグ第2節を行い、世界ランキング79位の中国が同107位のレバノンと対戦し0-0で引き分けた。前半12分に、レバノンの選手が振り上げた足が中国の選手の顔面に入るアクシデントが発生するなど荒れ気味の試合となったが、両チームに出されたのはイエローカード1枚だけ。この試合は韓国の審判団が受け持っており、韓国メディアはその試合進行を称賛している。
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15日の韓国とバーレーンの試合では、中国の審判団が韓国代表に5枚のイエローカードを突き付けており、それと対比したもの。韓国メディア「SPOTV NEWS」によると、中国―レバノン戦をさばいたのは韓国のコ・ヒョンジン主審だった。
記事は15日の試合で韓国のキム・ミンジェやソン・フンミンといった主力選手が次々にイエローカードを受けたことを振り返り「反対にバーレーンの荒っぽいプレーを流し、一貫性のない判定という批判があふれた。スタジアムにはファンのヤジが飛び交った」としている。
そしてこの日の韓国審判団を「コ・ヒョンジン主審は180度違った。50対50のぶつかり合いには寛大だった。レバノンは良く走り、中国はロングボールを駆使して筋肉のぶつかる音が響いたが、適切に制御した」と称えている。
物議を呼んでいるのは前半12分のプレーだ。中国は中盤から前線に大きくボールを蹴り出した。レバノンのハリル・カミスが左脚を振り上げてクリアした際に、そのスパイクの裏が中国のダイ・ウェイジュンの顔面に入った。顔面を押さえ、その場に崩れ落ちると会場は一時騒然。ダイ・ウェイジュンの頬には痛々しい痕が残った。VARによる判定も入ったものの、カードが提示されることはなく試合は再開された。
記事はこの場面についても「コ・ヒョンジン主審はその前に中国のオフサイドを指摘した。カミスが故意であればオフサイドでも警告を与えることができるが、ダイ・ウェイジュンを見られなかった状況で伸びた足が顔に当たった。意図的ではなく、自然な動作に近かったので警告を与えなかった」と伝えている。
これに対し、中国のメディアやファンから不満の声が上がっているが、記事は「中国は主審の判定の心配よりも、競技力について疑うことや不満を述べることが必要に見える」と痛烈に批判している。
(THE ANSWER編集部)