THE ANSWER編集部・柳田 通斉の記事一覧
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22歳菅沼菜々が首位発進 全米アマV馬場咲希との知られざる秘話「ビックリしました」
2022.09.08女子ゴルフの国内メジャー・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯が8日、京都・城陽CC(6555ヤード、パー72)で開幕した。ツアー未勝利の菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)は8バーディー、1ボギーの65で7アンダーとし、単独首位に立った。今季は最終ラウンド(R)の平均スコアが1位。「最終日の菅沼」を印象付けているが、男女ツアー歴代最多39勝(非公認)を挙げた清水重憲キャディーから「気持ちは最終日」と発破をかけられ、スタートダッシュに成功した。全米女子アマチュア選手権優勝の17歳・馬場咲希がゴルフを始めたきっかけにもなった22歳。このままメジャー大会の難設定を攻略し、ツアー初優勝を目指す。
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6度目プロテストから10か月後の初V争い 「絶望的」経験をはねのけた成澤祐美の感慨
2022.09.06女子ゴルフの国内ツアー・ゴルフ5レディス(千葉・ゴルフ5Cオークビレッヂ)は4日、セキ・ユウティン(ミツウロコグループホールディングス)のツアー初優勝で幕を閉じた。一方、同じ1997年度生まれの24歳でルーキーの成澤祐美(フリー)は3位から出たものの、最終的に通算4アンダーで27位。初の最終日最終組だったが、上位で戦う厳しさを突きつけられた。しかし、6度目のプロテストを控えていた1年前を思うと、環境は雲泥の差。初めて受けた大歓声に感激した成澤は、「あきらめなくて良かった。またあの場に立ちたい」と燃えている。(取材・文=THE ANSWER編集部・柳田 通斉)
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「私は天才と思っていた」 18歳で中国賞金女王、セキ・ユウティンが謙虚に掴んだ初V
2022.09.05女子ゴルフの国内ツアー・ゴルフ5レディスは4日、千葉・ゴルフ5Cオークビレッヂ(6465ヤード、パー72)で最終日が行われ、10位で出た中国人のセキ・ユウティン(ミツウロコグループホールディングス)が悲願のツアー初優勝を果たした。1イーグル、8バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの66で回り、通算12アンダーで並んだ前年女王の吉田優利(エプソン)とのプレーオフを制す劇的V。日本の福井生まれで中国育ちの24歳が4打差を大逆転し、一時は2打差に14人がひしめく超大混戦を制した。
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セキ・ユウティンとPO激闘の吉田優利 努めて前向き「悔しいけどやるべきことをした」
2022.09.04女子ゴルフの国内ツアー・ゴルフ5レディス最終日が4日、千葉・ゴルフ5Cオークビレッヂ(6465ヤード、パー72)で行われた。2位で出た前年女王の22歳・吉田優利(エプソン)は6バーディー、3ボギーの69で回ったが、通算12アンダーで並んだセキ・ユウティン(ミツウロコグループホールディングス)とのプレーオフで敗戦。今季4度目の2位となり、会見では「悔しい」と言いながら「やるべきことはやった」と前を向いた。
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6度目プロテストで合格した24歳ルーキー 成澤祐美、3位で初のV争い「思い切りやる」
2022.09.03女子ゴルフの国内ツアー・ゴルフ5レディス第2日が3日、千葉・ゴルフ5Cオークビレッヂ(6465ヤード、パー72)で行われた。17位で出た成澤祐美(フリー)は8バーディー、2ボギーの66で回り、通算8アンダーで首位に2打差の3位につけた。岡山・作陽高出身で渋野日向子の1学年先輩。昨年11月の最終プロテストに6度目の挑戦で合格した苦労人だ。10アンダーで単独首位の勝みなみ(明治安田生命)、9アンダーで2位の吉田優利(エプソン)も含め、年下の強者たちが上位にいる中、優勝争いに割って入る。
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3位原英莉花、涙のV逸から1週間 再び巡ってきた逆転の好機「気負い過ぎず、判断を」
2022.09.03女子ゴルフの国内ツアー・ゴルフ5レディス第2日が3日、千葉・ゴルフ5Cオークビレッヂ(6465ヤード、パー72)で行われた。原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)は5バーディー、2ボギーの69で回り、通算8アンダーで3位をキープ。前週は、最終日を単独首位で迎えながら7位で涙を流した。今大会は、2打差で単独首位に立つ勝みなみ(明治安田生命)を追う。
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「プロの価値は優勝でしか表せない」 22歳吉田優利、「64」で32位から1打差2位に浮上
2022.09.03女子ゴルフの国内ツアー・ゴルフ5レディス第2日が3日、千葉・ゴルフ5Cオークビレッヂ(6465ヤード、パー72)で行われた。32位で出た前回大会女王の22歳・吉田優利(エプソン)は8バーディー、ボギーなしの64で回って通算9アンダー。首位の勝みなみ(明治安田生命)に1打差の2位に急浮上した。開催コースは違うが、大会連覇のチャンス。今季は2位3度を含むトップ10入り10度と安定しているものの、「プロの価値は優勝でしか表せない」と決意を込めた。
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原英莉花は3位好発進 逆風&打ち上げでも277yビッグショット披露「今のヤバい!って」
2022.09.02女子ゴルフの国内ツアー・ゴルフ5レディスが2日、千葉・ゴルフ5Cオークビレッヂ(6465ヤード、パー72)で開幕した。前週7位の原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)は、6バーディー、1ボギーの67で5アンダー。首位に4打差の3位につけた。逆風、打ち上げの6番パー5(488ヤード)では衝撃のドライバーショットも放った。
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セキ・ユウティン、自己最高の2位発進! 「66」は今季ベスト「結果考えず頑張る」
2022.09.02女子ゴルフ国内ツアーのゴルフ5レディスが2日、千葉・ゴルフ5Cオークビレッヂ(6465ヤード、パー72)で開幕した。初のシード権獲得を目指すセキ・ユウティン(ミツウロコグループホールディングス)は、6バーディー、ボギーなしの66で回り6アンダー。首位の勝みなみ(明治安田生命)に3打差の2位につけた。今季は序盤からパターイップスに苦しんできたが、7位に入った6月の宮里藍サントリーレディスを境に復調。この日は難コースで好ショットを連発し、今季自己ベストのスコアを喜んだ。
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前週予選落ち→大会新「63」と爆発 勝みなみ、V字回復の理由は「1回ゴルフを忘れた」
2022.09.02女子ゴルフの国内ツアー・ゴルフ5レディスが2日、千葉・ゴルフ5Cオークビレッヂ(6465ヤード、パー72)で開幕した。ツアー通算7勝(アマ時代を含む)の勝みなみ(明治安田生命)は、9バーディー、ボギーなしの63で9アンダーとし、単独首位に立った。O・サタヤ(タイ)が2017年大会最終日にマークした64を更新する大会コース記録も樹立。前週は今季3度目の予選落ちだったが、土日は完全休養。心身ともにリフレッシュしたことで、復調できたと会見で明かした。
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横峯さくら「68」で7位発進 長男の看病を終え4戦ぶり出場「息子の体調が第一です」
2022.09.02女子ゴルフの国内ツアー・ゴルフ5レディスが2日、千葉・ゴルフ5Cオークビレッヂ(6465ヤード、パー72)で開幕した。4試合ぶり出場の横峯さくら(エプソン)は、5バーディー、1ボギーの68で4アンダー。首位に5打差の7位で発進した。会見では3試合連続欠場のうち2試合は、1歳7か月の息子・桃琉(とうり)君を看病するためだったことを明かした。
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海外4往復、体重10kg減 女子ゴルフ馬場咲希、10代だから乗り切れた37年ぶり快挙の夏
2022.08.29女子ゴルフの17歳・馬場咲希(日本ウェルネス高2年、9月1日から代々木高2年)が、ハードな「真夏の大冒険」を終えた。6月から8月にかけて日米を3往復し、フランスにも渡った。そして、全米女子オープンで日本人アマとして8年ぶりの予選突破、全米女子アマチュア選手権で日本人37年ぶりの優勝、世界女子アマチュアチーム選手権では個人4位で、チーム3位にも貢献した。一方で体重は10キロ近く減。馬場を指導する鎌田貴トレーナーは「回復力のある10代だから乗り越えられた日程」と指摘し、今後のためにカロリー摂取の向上、さらなる体幹強化を課題に挙げた。(取材・文=THE ANSWER編集部・柳田 通斉)
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女子ゴルフ史に名を刻んだ妹・千怜 岩井ツインズの母は、それでも「明愛に気を遣わない」
2022.08.22女子ゴルフの国内ツアー・CATレディース最終日は、ルーキーで双子姉妹の妹・岩井千怜(Honda)の逃げ切り優勝で終えた。史上3人目となるツアー初優勝からの2戦連続Vを20歳47日の最年少で達成した。妹が日本女子ゴルフ史に名を刻んだことで、姉・明愛(Honda)は「次はお姉ちゃん」と言われ続けている。だが、レベルの高いレギュラーツアー。そう簡単にはいかないことは、本人が一番分かっている。不安も抱えているだろうが、母は冷静で「気を遣うことはしない」と明かした。(取材・文=THE ANSWER編集部・柳田 通斉)
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山下美夢有、大会コース記録64で猛追2位も「悔しい」と吐露「あと1打…パットが課題」
2022.08.21女子ゴルフの国内ツアー、CATレディース最終日は21日、神奈川・大箱根CC(6638ヤード、パー72)で行われた。13位から出た山下美夢有(加賀電子)は1イーグル、6バーディー、ボギーなしの大会コース記録「64」で回り、通算12アンダーで2位。今季3勝目には届かずも、528万円を獲得して賞金ランキングトップをキープした。
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20歳岩井千怜が緊張しても笑顔でいられる理由 母の証言「中3の合唱コンもそうでした」
2022.08.21女子ゴルフの国内ツアー、CATレディース最終日は21日、神奈川・大箱根CC(6638ヤード、パー72)で行われた。単独首位で出た20歳ルーキー岩井千怜(Honda)は、2バーディー、ボギーなしの70で回り、通算13アンダーで逃げ切り優勝。史上3人目となるツアー初優勝からの2戦連続Vを20歳47日の最年少で達成した。初優勝からという条件を除いても、2017年の畑岡奈紗の18歳261日、04年に2度達成した宮里藍の19歳1日と、19歳337日に次ぐ4番目の年少記録となった。緊張する場面でも笑顔を見せる姿は、前週同様にファンを魅了。その姿を見て、母の恵美子さんは中学時代のエピソード明かした。(取材・文=THE ANSWER編集部・柳田 通斉)
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ついに上がってきた原英莉花、4打差4位から“今季初”宣言「強気で優勝を目指したい」
2022.08.20女子ゴルフの国内ツアー・CATレディース第2日が20日、神奈川・大箱根CC(6638ヤード、パー72)で行われた。12位で出たツアー通算4勝の原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)は6バーディー、2ボギーの68で回り、通算7アンダーで首位と4打差の4位に浮上。スイングも「理想に近づいている」と明かし、最終日に向けて「優勝を目指したい」と意気込んだ。11アンダーの岩井千怜(Honda)が単独首位。
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突風でリズムが狂う不運 勝みなみは終盤3ボギーで3打差3位「もう、あの一打から…」
2022.08.20女子ゴルフの国内ツアー・CATレディース第2日が20日、神奈川・大箱根CC(6638ヤード、パー72)で行われた。1打差の4位で出た勝みなみ(明治安田生命)は6バーディー、3ボギーの69で回り、首位に3打差の通算8アンダーで3位に浮上。ショット直前の強風でリズムを崩したが、最終日は順位は考えずベストを尽くす。11アンダーの岩井千怜(Honda)が単独首位。
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2週連続V王手の20歳岩井千怜、父も驚かせたロングパット連発「チャンスは全部決める」
2022.08.20女子ゴルフの国内ツアー・CATレディース第2日が20日、神奈川・大箱根CC(6638ヤード、パー72)で行われた。4位で出た岩井千怜(Honda)は8バーディー、2ボギーの66で回り、2位と2打差の通算11アンダーで単独首位に浮上。史上3人目のツアー初優勝から2戦連続Vに王手をかけた。達成すれば最年少20歳1か月16日での快挙だが、重圧の中で淡々とプレーすることを宣言した。