THE ANSWER編集部・羽鳥 慶太の記事一覧
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「ドラフト待ちはしません」 復活する日産自動車野球部のこだわり…新監督が一期生に求める資質
2024.03.28都市対抗野球で2度の優勝を誇る社会人の名門で、2009年を最後に休部していた日産自動車の野球部が、2025年から復活する。すでにチーム作りはスタートしており、休部前に主将や兼任コーチを務め、この1月から「日産野球部復活プロジェクト」の指揮をとる伊藤祐樹さんが中心となっている。野球部が消えてから14年経ち、文字通りイチからのスタート。伊藤さんに求める選手像を問うと「ドラフト待ちはしません」ときっぱり言ってのける。どのような考えによるものだろうか。(取材・文=THE ANSWER編集部、羽鳥慶太)
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選手は散り散り、グラウンドには住宅…すべてが消えた日産野球部、15年ぶり復活助けた“先見の明”
2024.03.272009年を最後に休部した日産自動車の野球部が、2025年から復活する。新監督に決まった伊藤祐樹さんは現在「日産野球部復活プロジェクト」専任で、選手の勧誘や環境整備に奔走している。休部当時は選手兼任コーチだったがその後も会社に残り、野球部の復活を願ってきた。これほど長い間、活動を止めていた企業チームの活動再開は異例中の異例。30代後半から向き合った会社員としての日常に悪戦苦闘しながらも、紡ぎ続けた細い糸が復活には不可欠だった。(取材・文=THE ANSWER編集部、羽鳥慶太)
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「野球でクルマが何台売れるかといえば…」 復活する日産自動車野球部、新監督が語る休部のリアル
2024.03.26長らく続いた日本経済の不振で、チーム解散や廃部の相次いだ社会人野球界にひとつの“奇跡”が起きようとしている。日産自動車が、都市対抗野球で優勝2度を誇る名門野球部を2025年から復活させるというのだ。「野球部復活プロジェクト」を率い、新監督就任が決まっている伊藤祐樹氏は、主将や日本代表を経験し、チームが存在しない間も活動を絶やさなかった文字通りの生き字引。2009年を最後に、15年に及ぶ活動休止期間に向き合った現実を振り返ってくれた。(取材・文=THE ANSWER編集部、羽鳥慶太)
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大谷翔平を「化粧品」広告に起用するワケ 表参道をジャックした“つるつる肌”に込めた狙い
2024.03.20化粧品大手のコーセーは、同社のハイプレステージブランド「コスメデコルテ」の広告に、2年連続で大リーグのドジャースでプレーする大谷翔平投手を起用する。3月16日からは、東京のファッションの中心地・表参道を大谷の巨大広告でジャックし、街中にほほ笑む大谷があふれている。化粧品と野球選手という耳慣れない組み合わせの狙いを聞いた。
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日本野球が「世界No.1である理由はこれ」 米国野球も知るチェコのイケメン捕手が指摘した異質さ
2024.03.14野球の「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024 日本vs欧州代表」が6、7日に京セラドームで行われ、欧州代表には昨年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で歴史的な1勝を果たしたチェコ代表のメンバーも名を連ねた。4番を打ったマルティン・チェルベンカ捕手はそのイケメンぶりがSNS上で話題に。チェコから米球界に乗り込んだ先駆者とも言える男が、日本野球の“強み”について話してくれた。
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京セラDを何度も絶賛「アメージングだ!!」 本職はグラウンド整備…チェコ主砲が驚いた日本の球場環境
2024.03.13野球の「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024 日本vs欧州代表」が6、7日に京セラドームで行われ、欧州代表には昨年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で歴史的な1勝を果たしたチェコ代表のメンバーも名を連ねた。マルティン・ムジーク内野手の本職は、所属チームがプレーする球場のグラウンドキーパー。“プロの目”から見た日本の球場環境について話してくれた。
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日本人投手の進化スピードは「クレイジー」 8年ぶり来日の元助っ人証言「20歳そこそこなのに…」
2024.03.09野球の「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024 日本vs欧州代表」が6、7日に京セラドームで行われ、日本代表・侍ジャパンが2試合無失点で連勝した。特に第2戦は、6投手で完全投球リレー。かつてオリックスでプレーした欧州代表のアレッサンドロ・マエストリ投手コーチは「クレイジーだ」と振り返った。若手が当たり前のように150キロ台後半を叩き出す姿は、日本野球が恐ろしいスピードで進化したことの証明だったようだ。
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侍Jに完全リレーをくらっても「誇り」 欧州選抜監督が言ってのけた収穫「計画を実行できた」
2024.03.08野球の「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024 日本vs欧州代表」第2戦が7日、京セラドームで行われ、日本代表「侍ジャパン」が2-0で連勝。6投手をつなぎ、欧州代表に走者を1人も許さない完全リレーを披露した。2試合18イニングを戦い、日本から得点を奪えなかった欧州代表だが、マルコ・マッツイエーリ監督(イタリア)は連日「選手を誇りに思っている」と繰り返した。進化を目指し、狙い通りの戦いをできたという充実感がそこにはあった。
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完全リレーは「意識していなかった」 侍Jのピンチ救った大学生、2試合躍動した西川史礁に滲む大物感
2024.03.08野球の「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024 日本vs欧州代表」第2戦が7日、京セラドームで行われ、日本代表「侍ジャパン」が2-0で2連勝。6投手をつなぎ、欧州代表に走者を1人も許さない完全リレーを披露した。大記録達成には危機もあった。7回無死、先頭のテラノ・セラサ外野手(オランダ)が中堅へ運んだライナー。頭から突っ込み好捕した西川史礁外野手(青学大3年)は完全試合を「意識していなかった」という。
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農業高校出身の157キロ大学生が侍に残した衝撃 井端監督もベタ褒め「プロでも苦戦するボール」
2024.03.08野球の「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024 日本vs欧州代表」第2戦が7日、京セラドームで行われ、日本代表「侍ジャパン」が2-0で2連勝。6投手をつなぎ、欧州代表に走者を1人も許さない完全リレーを披露した。3回から2番手で登板した中村優斗投手(愛知工大3年)は最速157キロを記録。井端弘和監督も「プロでも苦戦するボール」と手放しの褒めようだ。
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「並みの大学生じゃない」 侍初スイングで二塁打…井端監督も村神様も驚愕させた20歳の大学生
2024.03.07野球日本代表「侍ジャパン」に、驚異の大学生が登場だ。トップチーム初選出となる西川史礁外野手(青学大3年)は、6日に京セラドームで行われた「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024 日本vs欧州代表」の5回に代走で出場すると、6回初打席のファーストスイングを適時打に。井端弘和監督も、主砲の村上宗隆内野手(ヤクルト)も手放しのほめようで、次代の主力との期待が高まっている。
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「刺身よりラーメンを食べる方が…」 来日ラグビー選手が日本語に興味津々のワケ、チーム提供の“教室”に潜入
2024.01.20ラグビーのトップリーグ3部に所属する清水建設江東ブルーシャークス(江東BS)は、今季から外国人選手に週1回の「日本語教室」を提供している。来日して数年が経つ選手も多いせいか、教室では活発な質問も飛ぶ。他競技では日本語の習得は、選手個々の関心によるところが多い。なぜこのような教室を開くのか“潜入”してみた。
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「選ぶスポーツを間違ったかな」 日本で初めて知った大谷翔平…来日ラグビー選手・ソポアンガも驚愕の存在感
2024.01.19ラグビーのリーグワン3部に所属する清水建設江東ブルーシャークス(江東BS)に、日本文化との濃密な接触を発信している外国人選手がいる。今秋行われたワールドカップ(W杯)にもサモア代表として出場したSOリマ・ソポアンガだ。これまではラグビー人気の高いニュージーランドやイングランド、フランスでプレーしてきたが、今季から日本へ。感じたスポーツ文化の違いを「THE ANSWER」に語ってくれた。
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「まさにユートピアさ」 エビマヨにはまった来日ラグビー選手・ソポアンガが語る日本の素晴らしさ
2024.01.18ラグビーのリーグワン3部に所属する清水建設江東ブルーシャークス(江東BS)に、日本文化との濃密な接触を発信している外国人選手がいる。今秋行われたワールドカップ(W杯)にサモア代表として出場したSOリマ・ソポアンガだ。自身のSNSは日本での不思議な体験であふれ、ファンとのコミュニケーションツールにもなっている。日本にやってきて3か月、感じた魅力を「THE ANSWER」に語ってくれた。
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「清宮や万波、野村にも目を向けてほしい」 稲葉篤紀が願う次世代への継承…日本ハムが取り組むSC活動とは
2023.12.26プロ野球の日本ハムが行う「SC(スポーツ・コミュニティ)活動」が、日本財団がアスリートなどの社会貢献活動を表彰する「HEROs AWARD 2023」(スポーツ団体部門)に選出された。プロ野球チームの受賞は初めてとなる。2021年の東京五輪で日本代表監督を務め、来季から日本ハムの2軍監督となる稲葉篤紀氏は、現役引退直後の2015年から「SCO(スポーツ・コミュニティ・オフィサー)」としてこの活動の先頭に立ってきた。「清宮や万波、野村にも目を向けてほしい」と次世代への継承を願う活動の中身は、どんなものなのだろうか。
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現状は「親がプロ野球選手になるのを止める」 斎藤佑樹が抱くセカンドキャリアの危機感と改善策
2023.12.122021年限りで現役を引退した元プロ野球・日本ハムの斎藤佑樹氏が11日、新たに野球メディア業に進出することを発表した。株式会社シーソーゲームの取締役兼CIOに11日付で就任して進めるのは、選手の“引退後”に備えた情報を提供する事業だ。自身は引退後に「株式会社斎藤佑樹」を起業、10日に2周年を迎えた。この過程で、戦力外通告を受けた選手の“弱み”に気づいたという。
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斎藤佑樹に野球を続けさせた“たった2行”の記事 メディア業で目指す「ネクスト大谷翔平」の育成
2023.12.112021年を最後にプロ野球・日本ハムで現役引退した斎藤佑樹氏が11日、新たに野球メディア業に進出することを発表した。株式会社シーソーゲームの取締役兼CIOに11日付で就任。近い将来AIを活用した野球少年少女の活躍を伝えるメディアをつくり、引退したアスリートのキャリアを豊かにするための情報も提供したいという。自身は引退後、少年野球の現場をカメラを担いで回り、現状を観察してきた。専門メディアが必要という考えに至ったのは、自身が“ハンカチ王子”となる前のある原体験にあった。
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大谷翔平と「かなり仲良くなった」 エ軍元同僚、わずか1か月で手にした「自慢できること」とは
2023.11.30米大リーグ・エンゼルスからフリーエージェント(FA)となった大谷翔平投手の去就に日米で注目が集まる中、米野球専門ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に同じくFAとなったルーカス・ジオリト投手が出演。今年7月から約1か月間、エンゼルスで大谷と共闘した裏で「自慢できること」ができたと明かしている。