THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂の記事一覧
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「美術部に入るのかなと…」 父も驚く陸上全国2位、110m障害・赤井遙斗は才能より行動力で成長
2024.08.22全日本中学陸上選手権が20日、福井運動公園陸上競技場で行われた。男子110メートル障害では、赤井遙斗(横浜緑が丘・3年)が14秒02(向かい風1.4メートル)で2位だった。中学の先輩に、日本記録保持者でパリ五輪男子110メートル障害代表・泉谷駿介がいる。才能以上に、コミュニケーション力を武器に成長した。
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人口2400人、5か月屋外練習できない北国から全中4位 藤原拓也、土壇場のジャンプで伸ばした17cm
2024.08.22全日本中学陸上選手権が20日、福井運動公園陸上競技場で行われた。男子走り幅跳びでは藤原拓也(鶴居・3年)が6メートル93(追い風1.6メートル)で4位。屋外での練習がおよそ5か月できない北海道でも実力をつけ、全国大会で自己ベストを17センチ更新してみせた。
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中1で200m女王→中2は100m女王→中3走り幅跳び…異例の“全国V3”ならず涙、逸材・岡林結衣が選んだ挑戦
2024.08.22全日本中学陸上選手権が20日まで、福井運動公園陸上競技場で行われた。女子走り幅跳びでは岡林結衣(高知大津・3年)が5メートル34(追い風0.2メートル)で19位。1年生で200メートル、2年生で100メートルの全国制覇を経験しており、異なる種目での“全中3連覇”という偉業を目指した逸材。この悔しさを高校でぶつける。
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「普段から知る友達ではないけれど…」 陸上全国大会、中学生が自然と繋げたスポーツマンシップの輪
2024.08.22全日本中学陸上選手権が17日から4日間、福井運動公園陸上競技場で行われた。中学生による日本一を懸けた大舞台。結果を追い求める中にも、競技を終えた選手が健闘を称え合うスポーツマンシップが広がり、観客からは大きな拍手が沸き起こった。
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全中女子400mリレーは田原東部が初V 後輩3人が繋いだ唯一の3年・伊藤沙耶のラスト20m「前、いないな」
2024.08.21全日本中学陸上選手権が20日、福井運動公園陸上競技場で行われた。女子400メートルリレーでは田原東部(愛知)が47秒70で初優勝。個人種目では出場のなかった4人がバトンを繋ぎ、全国制覇を達成した。後輩3人の激走を受けたアンカーの伊藤沙耶(3年)は、ラスト20メートルの景色を目に焼き付けた。
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誰もいない両側7レーン、ただ1人の100m障害 異例の全国レースで15歳・首藤風綾が得た忘れられない財産
2024.08.21全日本中学陸上選手権が20日、福井運動公園陸上競技場で行われた。女子100メートル障害では救済措置を含めた9人による決勝2組のレースが行われ、救済された首藤風綾(ふうあ、大分明野・3年)は1組をたった1人で走り抜けた。記録は15秒05(向かい風1.7メートル)。タイムレースの結果、順位は9位だったが、笑顔で一礼して最後の全中を終えた。
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14歳の超新星・三好美羽が涙「最後は足が…」 負傷で0秒04届かず100m準V、気丈な表彰式の裏で口に出た悔しさ
2024.08.21全日本中学陸上選手権が20日、福井運動公園陸上競技場で行われた。女子100メートル決勝では中学日本記録保持者・三好美羽(神辺西・3年)が12秒10(追い風1.4メートル)で昨年に続き2位。6月の日本選手権で準決勝に進出した逸材は足の故障を抱えながらの出場で、リベンジはならなかった。レース後、トラックや表彰台では気丈に振る舞ったが、取材時には14歳の頬を涙がつたった。
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超異例、下級生への主将交代で「見返してやる」 サイクル達成も気付かず…横浜・椎木卿五になかった“諦め”
2024.07.25第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は24日、横浜スタジアムで決勝を行い、横浜は東海大相模に4-6で敗れ2年ぶりの甲子園出場を逃した。昨夏は慶応に逆転負けし、リベンジを誓った決勝の舞台。1年秋から主力として活躍し、最後の夏に挑んだ椎木卿五捕手(3年)はサイクル安打を達成するも、チームを甲子園に導くことはできなかった。昨秋からは主将を任されたが、5月に異例の下級生への交代。それでもチームの皆が信頼を寄せる“影の主将”として存在感は絶大だった。
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球場包んだ異例の大合唱の“続き” 敗戦校から武相が受け継ぐスポーツマンシップ「素晴らしいアイデアを…」
2024.07.24第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は23日、横浜スタジアムで準決勝を行い、武相は横浜に1-2でサヨナラ負けを喫し姿を消した。1968年以来56年ぶりの甲子園出場は叶わなかったが、14年ぶりの4強進出。この試合のスタンドで、武相の応援団は18日の5回戦で対戦した立花学園の思いを受け継ぎ、合唱曲「虹」を大熱唱した。両校の応援席が試合中に合唱するという超異例の光景には、続きがあった。
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「怖かった…」東海大相模に抱かせた“恐怖心” 惜敗の向上、北野龍彦主将が感じた「野球の楽しさと怖さ」
2024.07.24第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は23日、横浜スタジアムで準決勝を行い、春夏通じて初の甲子園出場を目指す向上は東海大相模に4-6で敗れた。主将の北野龍彦外野手(3年)は1点を勝ち越した8回、なお満塁の好機で自身が凡退したのを「あそこで取り切れないところが弱さなのかな」と悔やんだが、一方では東海大相模に“恐怖”を抱かせるほどの戦いを見せた。
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横浜にサヨナラ負けも…武相ナインが見つけた「一生の宝物」 古豪復活へ道を開いた仲宗根主将の1年間
2024.07.24第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は23日、横浜スタジアムで準決勝を行い、武相は横浜に1-2でサヨナラ負けを喫し姿を消した。1960年代に夏の甲子園に4度出場し、一時代を築くも近年は低迷。それが今年は春季大会を42年ぶりに制し、夏も2010年以来14年ぶりの4強進出で復活を印象づけた。チームをまとめあげたのは、主将の仲宗根琉空内野手(3年)。背中で見せ続け、豊田圭史監督や仲間からも信頼を寄せられた主将は、2年3か月の高校野球を「一生の宝物」と言い切った。
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決勝進出の横浜が乗り越えた大ピンチ、OB・OG結集の「横高魂」 吹奏楽部“不在”で助っ人15人が熱烈演奏
2024.07.24第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は23日、横浜スタジアムで準決勝を行い、横浜が武相に2-1でサヨナラ勝ち。4年連続の決勝進出を決めた。この日は吹奏楽部がコンクール参加のため応援に来られず、前日にOB、OGを緊急招集。現役部員5人に加えて15人の助っ人が駆けつけ、力強い演奏で勝利を後押しした。
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9打数ノーヒットから大復活、武相引っ張る公式戦1号 広橋大成が守った教え「やり続けてよかった」
2024.07.21第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は20日、平塚市のバッティングパレス相石スタジアムひらつかなどで準々決勝を行い、武相が横浜隼人に10-1で7回コールド勝ちを収め、2010年以来14年ぶりの4強進出を決めた。「5番・二塁」で先発した広橋大成内野手(3年)が、初回に自身公式戦1号となる3ラン。4回戦までの大不振から立ち直り、チームを勢いづけた。準決勝は23日に横浜スタジアムで行われる。
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松坂大輔と全国制覇の“父超え”目指した高校野球 横浜隼人の山野井主将、8強敗退にも「楽しめた」
2024.07.21第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は20日、平塚市のバッティングパレス相石スタジアムひらつかなどで準々決勝を行い、横浜隼人は1-10で武相に7回コールド負けを喫し姿を消した。「4番・捕手」で先発出場した山野井寛大主将(3年)は、1998年に松坂大輔氏(元西武)らと甲子園春夏連覇を果たした父・成仁さんの母校横浜を倒すべく、横浜隼人に進んだ。勝てば横浜との準決勝という一戦に敗れ、目標を達成することはできなかったが、ノーシードからの快進撃を「楽しめました」とすがすがしく振り返った。
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「5回までは両校を…」球場包む異例の大合唱 5戦目で成功…立花学園が示したスポーツマンシップ
2024.07.19第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は18日、川崎市の等々力球場などで5回戦を行い、立花学園は春の県大会で優勝した武相に0-6で敗れ、16強で姿を消した。春季県大会の再戦となった両校。5回には両チームの応援席が合唱曲の「虹」を大熱唱し、球場を一つにした。異例の光景の裏に、何があったのか。高校球児が示した“スポーツマンシップ”の形に、スタンドからは歓声が上がった。
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「これが私学か」圧倒された夏から1年 県立唯一の神奈川16強、市ケ尾ナインが負けても感じた“成長”
2024.07.19第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は18日、川崎市の等々力球場などで5回戦を行い、県立校で唯一16強まで勝ち進んでいた市ケ尾が日大藤沢に1-3で敗れ、姿を消した。同じ5回戦で、慶応に7回コールド敗戦を喫した昨年超えを目指した夏。目標は達成できなかったが、指揮官とナインが試合後に口にした言葉は昨夏とは正反対のものだった。
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「邪念が入った自分を後悔」 慶応・森林監督を救った復活エース、今夏初登板の小宅雅己が好救援
2024.07.18第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は17日、サーティーフォー相模原などで4回戦5試合を行い16強が出そろった。昨夏全国制覇した慶応は、16日に降雨のため3回1死で継続試合となっていた横浜商大高戦に4-1で勝利した。勝負のポイントとなったのは、2点リードの7回に背負った2死二、三塁のピンチ。昨夏の甲子園で胴上げ投手となった小宅雅己投手(2年)が、今大会初登板ながら後続を断った。森林貴彦監督が「自分を後悔した」と振り返る場面をエースが救い、さらに上昇気配だ。
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打者18人に完全投球 横浜のスーパー1年生・小野舜友に正捕手が受けた衝撃「ブルペンで分かっていた」
2024.07.17第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は16日、サーティーフォー相模原などで4回戦を行い、横浜は15-0で麻溝台に5回コールド勝ちを収めた。先発した左腕の小野舜友投手(1年)は、3回を投げ1人も走者を出さない好投を披露。9日の初戦にも先発して3回を完全に抑えており、これで打者18人に対しパーフェクト投球だ。背番号「19」が、2年ぶりの夏の甲子園を目指す名門を引っ張る勢いだ。