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【世界水泳】本多灯、200mバタ銅メダル! 競泳日本勢メダル2つ目「何が何でもメダル獲りたかった。嬉しいの一言」

世界水泳福岡(テレビ朝日系で中継)は26日、競泳の男子200メートルバタフライ決勝が行われ、同種目の東京五輪銀メダリスト・本多灯(ともる、イトマン東京)が1分53秒66で銅メダルを獲得した。怪物レオン・マルシャン(フランス)が1分52秒43で金メダル。クシュツトフ・フミレウスキ(ポーランド)が1分53秒62で銀メダルだった。

男子200メートルバタフライで銅メダルを獲得した本多灯(右)【写真:ロイター】
男子200メートルバタフライで銅メダルを獲得した本多灯(右)【写真:ロイター】

世界水泳福岡・競泳

 世界水泳福岡(テレビ朝日系で中継)は26日、競泳の男子200メートルバタフライ決勝が行われ、同種目の東京五輪銀メダリスト・本多灯(ともる、イトマン東京)が1分53秒66で銅メダルを獲得した。怪物レオン・マルシャン(フランス)が1分52秒43で金メダル。クシュツトフ・フミレウスキ(ポーランド)が1分53秒62で銀メダルだった。



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 入場で名前がコールされると、会場の日本ファンから大きな拍手が沸き起こった。両手を挙げて応えた本多。第2レーンから勢いよく飛び出すと、最初の50メートルは25秒28の3番手で折り返す。100メートルで4番手に下がるも、ここから追い上げ。150メートル時点で2番手に浮上すると、最後はゴール前大接戦で1つ順位を落としながらも見事に銅メダルのタッチを決めた。

 レース後は「何が何でもメダルを獲りたかった。タイムはベストまで全然遠いけど、ちゃんとメダルを獲れて、今はうれしいの一言です。今日起きて、まだまだ絶好調の時より体もきつかったし、どうしようと思ったけど、決勝に来る前に『ここまで来たら、やるしかない。福岡、頼むわー。俺も頼むわー』って思って、自分にできることをやろうと思って泳ぎました」と笑顔で振り返った。

 25日の予選は1分54秒21の全体1位、準決勝は1分54秒43で全体5位で通過した本多。この日は23日の400メートル個人メドレー決勝でマイケル・フェルプス(米国)の世界記録を15年ぶりに破ったマルシャン、準決勝トップ通過のカーソン・フォスター(米国)らとのレースだった。

 本多は19歳で出場した2021年の東京五輪で、200メートルバタフライの銀メダルを獲得。昨年の世界水泳でも銅メダルを獲得しているが、世界記録となる1分50秒34で金メダルを獲得したクリストフ・ミラーク(ハンガリー)、銀のマルシャンには及ばなかった。その大会でマルシャンは個人メドレー2冠を達成。力を見せつけられた本多は開幕前、「心に雷が落ちたような体験でした」と当時を振り返っている。

 ミラークが欠場した今大会。23日にマルシャンが4分2秒50のフェルプス超えで世界に衝撃を与えた400メートル個人メドレーでは、本多は予選落ちを喫していた。「決勝を見て衝撃を受けましたし『俺、こんな奴と勝負するのか……』と思ったんですけど、4個メは4個メ、2バタは2バタで、違うレースになると思う」。気持ちを切り替えて表彰台を掴んだ。

 今大会の競泳日本代表としては、400メートル個人メドレーで銅メダルを獲得した瀬戸大也に続く2つ目のメダルとなった。

(THE ANSWER編集部)

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