12年前の「天才少女」29歳・永井花奈が2位浮上! 光ったマネジメントと技術「バンカー入っていい」
国内女子ゴルフツアーの今季メジャー第4戦・日本女子オープン第2日が2日、兵庫・宝塚GC旧C(6185ヤード、パー70)で開催された。7位で出たツアー2勝の永井花奈(ServiceNow)は、4バーディー、1ボギーの67で回って通算5アンダー。首位で通算8アンダーの阿部未悠(ミネベアミツミ)と3打差の2位に浮上した。メジャー第3戦のソニー日本女子プロゴルフ選手権では、第2日を終えて首位に立ちながら最終結果17位。それをリベンジする思いで、残り2日をプレーする。

日本女子オープン第2日
国内女子ゴルフツアーの今季メジャー第4戦・日本女子オープン第2日が2日、兵庫・宝塚GC旧C(6185ヤード、パー70)で開催された。7位で出たツアー2勝の永井花奈(ServiceNow)は、4バーディー、1ボギーの67で回って通算5アンダー。首位で通算8アンダーの阿部未悠(ミネベアミツミ)と3打差の2位に浮上した。メジャー第3戦のソニー日本女子プロゴルフ選手権では、第2日を終えて首位に立ちながら最終結果17位。それをリベンジする思いで、残り2日をプレーする。
最終18番パー4。第1打を右ラフに入れた永井は、「ここからグリーンに乗せるのは難しい。寄せやすいポジションではある右のバンカーに入っていい」と思い、第2打で4番ユーティリティーを振り抜いた。
ボールは「想定内」で右バンカーへ。とはいえ、ピンはニアサイドで横のグリーンエッジから4.5ヤード。バンカー内の手前にあった永井のボールからは約20ヤードで、しかも砲台グリーンだ。だが、小技の名手である永井は「ここならワンピン(2.5メートル)に寄せられる」と確信して、第3打を放った。
そのイメージ通り、ピン2.5メートルにつけて1パット。マネジメントと技術が光ったパーセーブだった。
「ワンピンが入るか分からないですけど、そこから打つのが『ベターな選択』っていう感じでした」
アマチュア時代からゴルフ脳に優れ、技術力もあった永井は、2014年の日本女子オープンでプロを含めて日本人選手最高位の3位に入っている。今季は伸ばし合いの展開でも好成績を残しているが、メジャー大会のような難設定で「耐えるゴルフ」ほど持ち味を発揮するタイプでもある。
だが、今年9月開催のソニー日本女子プロゴルフ選手権では苦い思いをしてしまった。初日2位、第2日首位の展開も、第3日で6位に後退し、最終日は17位に沈んだ。その悔しさは忘れていない。「選手権の反省点は」と問われると、こう返した。
「いまだに明確に『ここが』とは分かりません。ただ、その時と同じようにメジャーのセッティングでは『一番平らなポジションから始まるティーショットが大事』と思いますし、気持ちで負けてはいけない。負けているとコースにばれて、ショットに全部出てしまいます。なので、気持ちを強く持って、テンポを大事にしたいです。しっかり決めごとを決めて、この位置を無駄にせずに頑張りたいなと思ってます」
12年前、女子ゴルフ界に大きなインパクトを残した少女は29歳になり、今季は7月のミネベアミツミレディスで9年ぶりのツアー2勝を飾り、メルセデス・ランキングで5位につけている。メジャー優勝は悲願の一つ。永井がコースと闘い、自分へのリベンジを目指す。
(柳田 通斉 / Michinari Yanagida)
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