資生堂・JALレディスオープン前夜祭

　女子ゴルフの国内ツアー、資生堂・JALレディスオープンの前夜祭が1日、神奈川・横浜市内のホテルで行われ、翌2日のプロアマ大会に参加する36選手がドレスアップして登場した。例年通り、資生堂プロスタッフによるメイクなどを受け、各選手はテンションを上げながらフラッシュを浴びた。

　20歳の菅楓華は、シースルーの長袖がポイントになっているベージュのセットアップで登場。「（衣装は）大人目にしました。（メイクは）いろんな色を重ねてグラデーションにしてくださって、そこがいいなと思いました」とハニカミながら話した。

　6月のニチレイレディスでルーキー第1号優勝を飾った入谷響は紺のワンピースに身を包み、「初めて」の巻き髪で登場。鏡を見た感想を聞かれ、「『誰？』と思いました」とぶっちゃけ、取材陣の笑いを誘った。

　シルバーとブラウスと白のスカートを組み合わせた22歳の尾関彩美悠が会場に入ると、その可憐さから「かわいい」の声。尾関は照れながら「お上手」と返し、「衣装がフワフワなので、編み込みのヘアスタイルにしてもらいました。キラキラのメイクにもしていただき、プロのすごさを感じました」と実感を込めた。

　小柄な吉本ひかる、川崎春花はそろってミニワンピを着こなし、ルーキーの吉田鈴はチャイナ風の衣装、菅沼菜々は自身でリクエストしたアイドル風ヘアスタイルに満足。蛭田みな美は資生堂カラーの赤いワンピース、天本ハルカはスカートとマニキュアが赤で、カメラマンからポーズを求められると「えっ、これで大丈夫ですか」と言いながら、恥ずかしがった。

　普段はキャップかバイザーを被るプロたちは、もれなくヘアメイクに感動。櫻井心那、大里桃子、小祝さくらは韓国発で流行している「カチモリヘア」（おだんごを作り、毛先を残すヘアスタイル）に喜び、前週優勝で今季3勝の佐久間朱莉は「髪とか、こんなのは自分ではできないので、今日、お風呂に入るのがもったいないです」と言い、笑っていた。

　資生堂・JALレディスオープンは、今月3日に開幕する4日間大会で神奈川県横浜市・戸塚CC西C（6766ヤード、パー72）で開催される。賞金総額は1億2000万円で、優勝賞金2160万円。出場予定選手は前回大会優勝・桑木志帆、メルセデス・ランキング1位を快走する佐久間朱莉、同ランキング上位の神谷そら、高橋彩華、河本結、安田祐香ら120人が出場する。