メジャー第2戦・全米女子オープン

　米女子ゴルフのメジャー第2戦・全米女子オープンは30日（日本時間31日）、ウィスコンシン州のエリンヒルズGC（6829ヤード、パー72）で2日目が行われた。12位から出た渋野日向子（サントリー）はスコアを伸ばし、2位に浮上。さらにチップインバーディーを沈めた直後に見せた“日本人の所作”が話題に。日米のファンからは「シンプルに可愛い」などと反響が広がっている。

　らしさ全開のシーンだった。前半にスコアを1つ伸ばして迎えた10番パー4。渋野はバンカーからの第3打が見事にカップへ。チップインでバーディーを奪うと一瞬のけぞった。さらにペコリとお辞儀し、キャップのつばを触って笑顔。キャディーとグータッチを交わした。

　全米女子オープン公式インスタグラムが「シブノのお辞儀！」と題して動画を公開。実況も「シブーノ！　沈めた！　ハッハッハッハ　深くお辞儀していますね」と注目した場面に、米ファンから「シンプルに可愛い」「いいぞ、シブノ」と虜になった声が。また日本のファンからも「ヒナコちゃんは素晴らしい。そして彼女のスマイルも可愛い」「いけ！　ヒナコ!!」など激励のコメントが寄せられていた。

　日本から21選手が出場している今大会。2日目は西郷真央（島津製作所）が7バーディー、1ボギーの66と爆発し、通算8アンダーで首位に浮上している。