ヤンキース戦

　米大リーグのドジャース・大谷翔平投手は30日（日本時間31日）、本拠地ヤンキース戦に「1番・DH」で先発し、初回に21号ソロ、6回に22号ソロを放つなど5打数2安打2打点、2本塁打と活躍し、チームの8-5の勝利に貢献した。初回、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手の19号で幕を開けた試合。直後にNHKのカメラはベンチの大谷に注目。映った表情が話題となっている。

　1回表、ジャッジが打席に入ると客席からブーイングが鳴り響いた。ただ、それに関係なくドジャース先発ゴンソリンの3球目を仕留めた。低めストレートをフルスイング。飛距離446フィート（約135.9メートル）という特大弾が中堅バックスクリーンに飛び込んだ。

　NHK-BSの中継ではジャッジが打った直後、ベンチの大谷の様子を映し出した。そこには変わらぬ様子の大谷。ほどよくリラックスしているように見える。メジャー2大スターとして常に比較されるジャッジの一発を目撃してもいつも通りのようだ。

　ネット上の視聴者からも「大谷の表情からあるかもと思ったが漫画かよ…」「ジャッジが打った時、表情変わらなかったものね」「大谷選手もベンチで、俺もやってやる！みたいな顔に見えた」「スイッチ入った顔してる」と表情に熱視線が集まった。また、「ジャッジのホームラン時の大谷の顔映してくれてありがとう」「ジャッジがホームラン打って、大谷に寄せるカメラマンもよく分かってる」と両者のライバル関係をイメージしたカメラワークにも称賛の声が上がっていた。

　大谷は1回裏の打席の初球で21号。2大スターのHR競演となった。さらに、第3打席では右翼を守るジャッジの頭上を越える22号。1試合2発でチームの勝利に貢献した。