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日本野球の猛練習文化は「西洋とはまるで違う」 元オリ助っ人の学び「日本でそれは生き方だ」

日本のプロ野球に米球界からやってくる助っ人たちは、同じスポーツをプレーしているはずなのに取り巻く文化の違いに戸惑うことがある。オリックスと楽天を行き来しながら、計5シーズン日本でプレーしたステフェン・ロメロ氏が自身のインスタグラムで「ハードワークはただの価値ではない」などと記し、球界で学んだことを明かしている。

現役時代ドジャースでプレーしたステフェン・ロメロ氏(写真は2022年)【写真:Getty Images】
現役時代ドジャースでプレーしたステフェン・ロメロ氏(写真は2022年)【写真:Getty Images】

オリックスと楽天で通算94本塁打のロメロ氏

 日本のプロ野球に米球界からやってくる助っ人たちは、同じスポーツをプレーしているはずなのに取り巻く文化の違いに戸惑うことがある。オリックスと楽天を行き来しながら、計5シーズン日本でプレーしたステフェン・ロメロ氏が自身のインスタグラムで「ハードワークはただの価値ではない」などと記し、球界で学んだことを明かしている。


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 ロメロ氏は自身のインスタグラムに、古巣オリックスの森友哉捕手が体勢を低くしての連続ティー打撃をこなし、ヘトヘトになっている動画を公開。その上で「5年間日本でプレーして、彼らの練習スタイルが西洋とはまるで世界が違うことを学んだ」とつづっている。

 ただ、続けた言葉は厳しい練習をただ否定するのではなく「日本の文化では、ハードワークはただの価値ではない。それは生き方だ」「練習中は、1分1分全てが向上のために使われる。そしてそれは疲れ果てるまで終わらない」と、文化の違いとして受け入れたものだ。

 日本の選手がそうする理由を「それは全てを捧げたサイン、向上するために真にコミットしたサインだ」と推測。さらに「それが野球の美しさだ。どこに行こうがいつでも新しく学ぶことがあり、評価すべき異なる視点がある」と続けている。

 ロメロ氏は2014年から16年にかけてマリナーズでメジャー通算94試合出場。2017年にオリックス入りしその年26本塁打するなど、日本のプロ野球では通算426試合出場で96本塁打をマークした。2021年を最後に日本を去ってからも、ドジャースの3Aやメキシカンリーグでプレーを続け、このオフ引退した。今春はドジャースのキャンプで、元チームメートの山本由伸投手と旧交を温めていたロメロ氏。インスタグラムでは野球についての発信を続けており、今後にも注目だ。

(THE ANSWER編集部)



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