韓国メディアがうらやむ日本の“社会人野球” 日本野球の強さを分析、韓国にはない「プロの1.5軍」
16日に開幕する「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023」を前に、韓国メディアが日本野球の“強さの理由”に注目している。全国紙「韓国日報」は「居酒屋で働きながら投げるエース……日本野球の力は“二刀流”」として、働きながらアマチュアのトップレベルでプレーする社会人野球の存在に、韓国にはない「日本野球の地力」と驚きを持って報じている。
アジア大会のチーム構成に驚き「日本は大部分が会社員」
16日に開幕する「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023」を前に、韓国メディアが日本野球の“強さの理由”に注目している。全国紙「韓国日報」は「居酒屋で働きながら投げるエース……日本野球の力は“二刀流”」として、働きながらアマチュアのトップレベルでプレーする社会人野球の存在に、韓国にはない「日本野球の地力」と驚きを持って報じている。
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「Kスポーツの没落、Jスポーツの飛翔」と題して、韓国と日本のスポーツ界を比較する連載で触れたもの。今春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で韓国代表は日本に4-13で大敗。一方9月に中国・杭州で行われたアジア大会ではスーパーラウンド初戦で社会人選手で構成された日本に2-0で辛勝。決勝では台湾にも勝って4大会連続の優勝を果たした。
韓国では草野球を意味する“社会人野球”の実力には驚かされたようで、記事は「プロ野球選手で構成された韓国代表とは異なり、日本のチームの選手は大部分が会社員だった。企業のチームに所属し、普通の職業人と同じく月給をもらって生活する。半日程度現場や事務、営業などの業務につき、午後には練習する選手もいる」と紹介している。
さらに「職業人と野球選手を並行する“二刀流”生活をするという意味だ。分厚い選手層を誇る日本野球の地力は、ここから沸いてくるのだ」と指摘した。