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奥原、日本人対決で2年ぶり決勝へ 完敗の大堀「やりたいこと出させてもらえず」

奥原「点数以上に内容のあるラリーができた」

 シニアの国際大会における通算対戦成績は、奥原の6勝1敗となった。大堀は、2014年を最後に奥原に勝てていない。8月の世界選手権で初戦敗退を喫するなど、時折大崩れを見せるが、今大会では安定して力を発揮していた。しかし、それでも及ばず、大堀は「やりたかったことを出させてもらえなかった。そうなったときの対処法、まだ引き出しが少ない。やられているまま、崩れて、ミスをする形になっていたと思う。(狙っていた)スピード勝負をしても互角、または私が上回っている部分ではなかったと思う。そう簡単にスピードも出させてもらえず、課題がたくさん残った。もっと強くなりたい」と再挑戦を誓った。


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 日本での大会らしく、試合中は「奥原1本!」という声や「彩、ファイト!」と両者を応援する声援が飛び、どちらとも言わない「頑張れ」や「ニッポン」コールも鳴り響いた。勝った奥原は「点数以上に内容のあるラリーができた。一つ歯車が狂えば、どうなっていたか分からなかった」と後輩に対するリスペクトを込めて、大舞台で日本人対決ができた充実感をのぞかせた。佐藤冴香(ヨネックス)、大堀彩と2人の日本代表を破って決勝に勝ち上がった奥原は、2014、15、18年の世界選手権、2016年のリオデジャネイロ五輪を制したキャロリーナ・マリン(スペイン)と対戦する。

(平野 貴也 / Takaya Hirano)




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