杭州アジア大会、女子バスケ準決勝は日本が韓国に圧勝

　中国・杭州で行われているアジア大会は3日、バスケットボール女子の準決勝を行い、日本が韓国に81-58で圧勝した。敗れた側の韓国からは、アジアでの地位低下を嘆く声が伝わってくる。韓国メディア「ノーカットニュース」は「今や日本と中国に押されている…韓国バスケットボールの冷酷な現住所」というタイトルの記事を掲載し、現状を嘆いている。

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　記事は「日本の女子バスケットボールは2年前、東京五輪で世界を驚かせた」として、日本の躍進を振り返っている。「アジアのバスケットボールの限界を超えて決勝に進出し、予想外の銀メダルを獲った。2016年のリオデジャネイロ五輪で確認した可能性を、派手な結果で証明した」と近年の順調な成長ぶりを伝えた。

　さらに「日本は2021年のアジアカップを制し、2023年にはこれまでアジア最強の座に君臨していた中国に2点差で敗れて準優勝。日本女子バスケットボールは近年アジア最強を争うようになり、さらに世界の舞台まで眺めている」と、アジアの盟主に近づいていると称賛している。

　一方で、韓国の女子バスケットボールには問題が多いと嘆く。「2018年にジャカルタ・パレンバンで行われたアジア大会まで、韓国は中国に挑戦するアジアの2番手としての位置を守っていたが、ここ数年大きく変わった。もう日本は簡単に超えられない相手となった」と位置づける。