エ軍の元有望株アデル、3Aで衝撃157m弾 計測史上最長HRに米騒然「なんでマイナーにいる?」
米大リーグ・エンゼルス傘下3Aでプレーしているジョー・アデル外野手が、20日(日本時間21日)に行われた試合で特大の本塁打を放った。飛距離514フィート(約157メートル)という驚異的な一撃に、米ファンも「なんだと」「彼はなんでマイナーにいるんだ?」と騒然となっている。
エンゼルス傘下3Aの試合で特大3ラン
米大リーグ・エンゼルス傘下3Aでプレーしているジョー・アデル外野手が、20日(日本時間21日)に行われた試合で特大の本塁打を放った。飛距離514フィート(約157メートル)という驚異的な一撃に、米ファンも「なんだと」「彼はなんでマイナーにいるんだ?」と騒然となっている。
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打った瞬間、ホームランを確信したアデルはバットを投げ飛ばした。3Aソルトレイク・ビーズでプレーするアデルは、20日のシュガーランド・スペースカウボーイズ戦に「3番・右翼」で先発出場。衝撃の一発が飛び出したのは、8-11で迎えた8回2死一、二塁の場面。カウント3-0から甘く入った1球をアデルが強振する。左中間に飛んだ打球はぐんぐんと伸び、ボールは芝生席の奥のフェンスや木々を越えて場外へ消えていく同点3ランとなった。
この一撃を米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のMLB専門ツイッターが、「ジョー・アデルがボールを514フィート飛ばした。はい、正しく読めていますよ」との文章を添えて投稿。ネット上では米ファンから「彼はなんでマイナーにいるんだ? メジャーでプレーするべきだ」「彼は準備万端だ」「なんだと」「Wow」などの声が上がった。
また球団の公式ツイッターは、「これは、スタットキャストが計測を始めた2015年以来、全てのレベルのマイナー野球で最長の本塁打となった」と報告。驚異的な一発であったことを伝えている。
2017年ドラフト1巡目(全体10位)でエンゼルス入りしたアデル。昨季はメジャー88試合で打率.224、8本塁打、27打点。身体能力の高さで期待される24歳だが、守備に不安があり、打撃でも確実性を欠いていた。今季は開幕前にマイナー降格となったものの、エンゼルスに昇格した今月8日(同9日)のカブス戦では、第1打席で飛距離451フィート(約137メートル)の特大アーチを放っていた。
現在は再び3Aでのプレーとなっているアデルだが、打撃は好調の様子。エンゼルスに負傷者が続出する中で、再昇格の機会をうかがっている。
(THE ANSWER編集部)