株式会社梅の花がサポート、識西諭里「結果で恩返し」

　欧州ツアー、米女子下部相当のEPSONツアーを転戦中の女子プロゴルファー・識西諭里と株式会社梅の花（本社・久留米市）が所属契約を締結し、同社が2日までに発表した。

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　福岡出身で26歳の識西はプロテスト未合格ながら、今季欧州ツアーとEPSONツアーの出場権を獲得。欧州ツアーの初戦は5位に入り、EPSONツアーでは2試合のうち1試合で予選通過（42位）した。文字通り、世界を股に駆けたシーズン。識西は昨年12月、「最低でも経費で1000万円はかかると考えている。新たなスポンサーが必要」などと話していた。

　この状況を受け、飲食店グループの梅の花が手を差し伸べた形。所属契約に伴い、同社は「海外ツアーを一人で転戦する識西選手の活動と高い志に共感を受け、世界に挑戦する識西選手をサポートするとともに、地域並びに社会への貢献活動を図ってまいります」とのコメントを発表した。

　識西にとっては心強い援軍。今季は両ツアーでの活躍と8度目受験となる日本女子プロゴルフ協会のプロテスト合格を目指しており、「このようなサポートをして頂ける事は大変ありがたく、梅の花様には感謝しております。結果で恩返しできるよう日々努力してまいりますので、よろしくお願い致します」と話している。