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寺地&京口の穢れなき激闘を英記者絶賛 ボクシング界の悪評に「洗浄効果がある最新例」

ボクシングで1日に行われた寺地拳四朗(BMB)と京口紘人(ワタナベ)のWBC&WBAスーパー世界ライトフライ級2団体統一戦は、寺地が7回2分36秒で京口にTKO勝ち。2団体統一を達成した。激闘となった名勝負について、英専門誌の記者は改めて回顧。この試合の価値を強調した。

WBC&WBAスーパー世界ライトフライ級2団体統一戦で対戦した寺地拳四朗(右)と京口紘人【写真:荒川祐史】
WBC&WBAスーパー世界ライトフライ級2団体統一戦で対戦した寺地拳四朗(右)と京口紘人【写真:荒川祐史】

専門誌記者「小さな大試合はボクシング界にとって適切な時にやってきた」

 ボクシングで1日に行われた寺地拳四朗(BMB)と京口紘人(ワタナベ)のWBC&WBAスーパー世界ライトフライ級2団体統一戦は、寺地が7回2分36秒で京口にTKO勝ち。2団体統一を達成した。激闘となった名勝負について、英専門誌の記者は改めて回顧。この試合の価値を強調した。

 日本のボクシングファンを熱狂させた寺地と京口の激闘は、海外でも評価されていた。英専門誌「ボクシング・ニュース」は「ケンシロウ・テラジとヒロト・キョウグチの小さな大試合は、ボクシング界にとって適切な時にやってきた」との見出しで、エリオット・ウォーセル記者がコラムを掲載。「がっかりさせる数週間の後、ボクシング界は(相応しくはなくとも)必要としていた戦いを先週火曜日、日本で得た」と振り返った。

「最悪な気分の時に見知らぬ人から優しくされる経験と同じように、時として、そもそもなぜボクシングというスポーツを見ているのかを思い起こさせてくれるファイトがやってくる。それはたいてい、まさに必要としていたときに起こる。もう二度と信じることができないほど不誠実なスポーツに対する信頼を完全に取り戻すことができないとしても、それには少なくともある種の洗浄効果がある」

 ボクシング界には、最近もダーティーな問題が起こっていることを暗に示唆しながら「この現象の最新の例が、日本のさいたまスーパーアリーナで火曜日(11月1日)に行われたケンシロウ・テラジとヒロト・キョウグチのライトフライ級の戦いだった。相次ぐ試合のキャンセル、運動能力向上薬スキャンダル、エゴの暴走の後、この戦いは間一髪のところでやってきた」と言及。鬱屈とした思いを払拭する正々堂々としたファイトだったと評した。

「日本人同士の対決は全ての人の期待を超え、今季最高のラウンドの1つ(第5ラウンド)と今季最高のフィニッシュの1つ(第7ラウンド)を生み出した。この戦いはあまりにスリリングで、激しい戦いだったために、これによって利益を得るのがボクシングというスポーツだということが恥ずかしく思えるほどだった。

 今年のボクシング界は、テラジ対キョウグチの戦いに相応しいことは全く何もしていないというのに。血と汗と涙、全身全霊をかけて戦ったテラジとキョウグチがほんのわずかしか見返りを得ないなか、ボクシング界には彼らのようなファイターはもったいない」

 試合について、このように評したウォーセル記者は「テラジ対キョウグチ戦以上にボクシングの美しさを立証できるものはないだろう」とも指摘。ボクシング界にもたらした寺地と京口の激闘の価値は、2人の単なる勝敗にとどまるものではないと訴えていた。

(THE ANSWER編集部)



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