昨年の全米女子プロ選手権のチップインにLPGAが再脚光「シンプルに完璧なショット」

　今季から米ツアー（LPGA）を主戦場にする女子ゴルフ・渋野日向子（サントリー）のスーパーショットが再び脚光を浴びている。昨年6月に行われた全米女子プロ選手権の12番で会心の一打。LPGAが再注目すると、米ファンを「この笑顔ね！」「魔法のタッチだ」と熱狂させている。

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　1年前、スーパーショットが生まれた。12番パー5、3打目でグリーン手前の池に入れていた渋野は、ドロップゾーンからの打ち直しの5打目を高い弾道でピンの上に7メートルに着弾させた。ボールはスピンと傾斜も手伝ってピン方向へ転がっていく。完全にラインに乗ると、カップに吸い込まれた。ギャラリーも一気に沸いたミラクルショット。本人はペコペコとお辞儀しながら、満面のシブコスマイルを浮かべた。

　当時も話題になったショットをLPGAツアー公式インスタグラムが「スマイルシンデレラのシンプルに完璧なショット」と改めて紹介。米ファンからは「信じられないね」「最高だよ」「この笑顔ね！」「魔法のタッチだ」「Wow！」とコメントが寄せられていた。

　今季海外メジャー初戦シェブロン選手権で4位に入った渋野。次戦は一時帰国し、19日に開幕する国内女子ツアーのブリヂストン・レディースに出場する予定だ。海外メジャー2戦目・全米女子オープンもすでに出場権は獲得済み。大舞台での活躍から目が離せない。