ロシアが独自のフィギュア国際大会を検討か 障壁存在も母国報道「GPシリーズに類似」
ロシアのウクライナ侵攻が続く中、国際スケート連盟(ISU)は世界選手権などからロシア、ベラルーシの選手を除外することを決めた。フィギュアスケート大国ロシアの選手が世界を舞台に演技できなくなったが、ロシア国内における「グランプリ(GP)シリーズ」の類似大会を検討しているようだ。同国メディアが報じている。
ウクライナ侵攻を受け、世界選手権などからは除外が決定
ロシアのウクライナ侵攻が続く中、国際スケート連盟(ISU)は世界選手権などからロシア、ベラルーシの選手を除外することを決めた。フィギュアスケート大国ロシアの選手が世界を舞台に演技できなくなったが、ロシア国内における「グランプリ(GP)シリーズ」の類似大会を検討しているようだ。同国メディアが報じている。
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matchtv.ruは「ロシアが、中国とジョージアが参加するGPシリーズの類似大会をつくるかもしれない――情報筋」との見出しで記事を掲載。「ロシアフィギュアスケート連盟が、いくつかの国が参加する国際的なGPシリーズの独自の類似大会をつくる案を検討しているとのことだ。創設された場合には、大会はもう来シーズンに行われるかもしれない」と伝えている。
記事によると、中国やウズベキスタンなどアジアの国を大会に招待することも検討しているとのこと。「そして潜在的な参加国のひとつとしてジョージアも出場するかもしれない」とも記されている。
ただ、実現には障壁もあるようで「他の情報によると、このイニシアティブはISU側からの批判に直面するかもしれないとのことだ。規則に従って、すべての国際大会は認証の手続きを済まさなければならない。もし潜在的な新しい大会がISUの承諾を受けた場合、その創設者と参加者は一切の制裁を受けることはない。しかし、もし大会がルールの網をくぐって行われたなら、すべてのサイドに法律の問題が起こるかもしれない」とも指摘している。