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800km運転してウクライナ軍入り 現役ボクシング王者の愛国心「国はベルトより重要」

ボクシングの世界ヘビー級3団体統一王者であるオレクサンドル・ウシクが、ロシアの侵攻を受ける母国ウクライナで国防軍に加わったが、悲壮な決意を語っているようだ。米放送局「CNN」が報じている。

世界ヘビー級3団体統一王者のオレクサンドル・ウシク【写真:Getty Images】
世界ヘビー級3団体統一王者のオレクサンドル・ウシク【写真:Getty Images】

現役ボクシング王者のウシクの決意とは

 ボクシングの世界ヘビー級3団体統一王者であるオレクサンドル・ウシクが、ロシアの侵攻を受ける母国ウクライナで国防軍に加わったが、悲壮な決意を語っているようだ。米放送局「CNN」が報じている。

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 ウシクの防衛隊入りは世界のボクシングファンに驚きを与えた。ウシクのほか、首都キエフの市長で元WBO&WBC世界ヘビー級王者のビタリ・クリチコ氏、その弟で元同級3団体統一王者のウラジミール・クリチコ氏の英雄兄弟を筆頭に、パウンド・フォー・パウンドの現役選手ワシル・ロマチェンコも母国を守るために銃を手にしている。

 ウシクは「人を撃ちたくないし、誰かを殺したいわけではない」などとキエフの地下壕で語ったという。ロシアの侵攻が始まってすぐ、ウシクはマネージャーとともに英国・ロンドンから帰国。空路で戻る予定だったが、空港閉鎖の影響で一旦ポーランドのワルシャワに飛び、500マイル(約804キロ)を車を運転して故郷に戻り、キエフに入った。

「感傷的に聞こえるかもしれないが、私の魂は神とともにある。私の体と誇りは母国と家族とともに。恐れは全くない。ただ困惑するだけだ。こんなことが果たして21世紀であり得るのか?と」

 ロシア侵攻から6日が経過し、母国で安全な場所はどこにもないと現役世界王者は悟ったと報じられている。「爆撃音がクレイジーだ。彼らは私の親友が屋上でロケット弾で撃たれたマリプールの街を爆撃した。ゲームではない」と語っているウシクは、9月には元3団体統一王者のアンソニー・ジョシュア(英国)との再戦が予定されていたと記事では伝えられている。

 またロマチェンコも6月のオーストラリアでのジョージ・カンボソス戦に向けて準備を進めているとしている記事では「当然のことだが、ボクシングは(今の)彼らの念頭にない」と指摘。ウシクは「リングにいつ戻れるのか全く分からない。私の国と誇りはチャンピオンベルトよりもずっと重要なんだ」とも語っている。

(THE ANSWER編集部)

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