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比嘉大吾、53.4kgで前日計量パス 再起2戦目はバンタム級、世界王座返り咲きへ

ボクシングの元WBC世界フライ級王者・比嘉大吾(Ambition)が25日、東京・後楽園ホールで行われるバンタム級(53.5キロ以下)ノンタイトル10回戦の前日計量に臨み、53.4キロでパスした。相手の堤聖也(角海老宝石)は53.3キロ。世界戦で犯した体重超過の王座剥奪から再起2戦目の準備が整った。比嘉の戦績は16勝(16KO)1敗、堤は5勝(4KO)1分け。

比嘉大吾(撮影は2月)【写真:浜田洋平】
比嘉大吾(撮影は2月)【写真:浜田洋平】

比嘉大吾が8か月ぶりリングへ

 ボクシングの元WBC世界フライ級王者・比嘉大吾(Ambition)が25日、東京・後楽園ホールで行われるバンタム級(53.5キロ以下)ノンタイトル10回戦の前日計量に臨み、53.4キロでパスした。相手の堤聖也(角海老宝石)は53.3キロ。世界戦で犯した体重超過の王座剥奪から再起2戦目の準備が整った。比嘉の戦績は16勝(16KO)1敗、堤は5勝(4KO)1分け。


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 比嘉は2018年4月にWBC世界フライ王座3度目の防衛戦の前日計量で、リミット50.8キロを0.9キロ上回る体重超過を犯して王座剥奪。試合は行われ、同級2位クリストファー・ロサレス(ニカラグア)に9回TKO負けした。デビューから続いていた日本記録タイの15戦連続KO勝利もストップ。体重超過は国内の世界戦では日本人初となり、日本ボクシングコミッション(JBC)からボクサーライセンスの無期限停止などの処分を受けた。

 一度は引退を考えたが、階級を上げることなどを条件として昨年10月にJBCの処分が解除された。今年2月には1年10か月ぶりに再起戦のリングに上がり、スーパーバンタム級(55.3キロ)に相当する119ポンド(53・98キロ)契約8回戦でフィリピン人選手に6回2分25秒TKO勝ち。6月にWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔と同じジムに移籍した。

 24歳の堤は1月のバンタム級トーナメントで準優勝しており、アマ時代は比嘉が2戦2敗。比嘉は今後の主戦場とするバンタム級の世界ランクでWBC8位、WBA9位としている。25歳が迎える8か月ぶりのリングに注目が集まる。

(THE ANSWER編集部)




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