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コロナ禍で引退 東京五輪延期で自転車競技のスターが決断「全てを注げないなら…」

2016年リオ五輪で男子自転車競技チームスプリント銀メダリストのエドワード・ドーキンス(ニュージーランド)が東京五輪の1年延期に伴い、現役引退を決断したようだ。同国メディア「ニュースハブ」が報じている。

エドワード・ドーキンス【写真:Getty Images】
エドワード・ドーキンス【写真:Getty Images】

14年世界選手権優勝のドーキンス「1年延期は自分にとって現実離れしている」

 2016年リオ五輪で男子自転車競技チームスプリント銀メダリストのエドワード・ドーキンス(ニュージーランド)が東京五輪の1年延期に伴い、現役引退を決断したようだ。同国メディア「ニュースハブ」が報じている。


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 新型コロナウイルスの感染拡大で21年開催となった東京五輪。チームスプリントのスターが大きな決断を下した。同メディアは「トラックレースからの引退」と記し、7月で31歳になるドーキンスの言葉を紹介している。

「私はイーサンとサムとともに、最後のオリンピックとなる東京2020に全てをかけたかった。1年遅れに加えて、その先の確証も存在しないということは自分にとって現実離れしている」

 2014年の世界選手権チームスプリントで金メダルも獲得したサム・ウェブスター、イーサン・ミッチェルとともに、東京五輪を目指していたドーキンス。コロナ禍で思うようにいかない現状に、記事では「もしも、このスポーツと、成長、もっと速くなることに全てを注げないのなら、それは自分自身を失望させることになる。そして、私のチームメートを」と話しているという。

 リオ五輪では世界新記録を更新しながら、金メダル決定戦で英国に苦杯を舐めさせられた。リベンジを目指していたドーソン。ギリギリまで心身ともに仕上げてきたが、東京五輪延期の影響で引退の決断に至ったようだ。

(THE ANSWER編集部)




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