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ジョーンズJr.がダンクコンテスト初優勝 決勝再延長で決着、衝撃ダンク連発に会場騒然

米プロバスケットボール(NBA)オールスター・ウィークエンドは15日(日本時間16日)、恒例の「AT&Tスラムダンク」が行われ、ヒートのデリック・ジョーンズJr.が優勝を果たした。

ヒートのデリック・ジョーンズJr.【写真:AP】
ヒートのデリック・ジョーンズJr.【写真:AP】

35回目を迎えたダンクコンテスト、ピッペン、ウェイドらが審査員

 米プロバスケットボール(NBA)オールスター・ウィークエンドは15日(日本時間16日)、恒例の「AT&Tスラムダンク」が行われ、ヒートのデリック・ジョーンズJr.が優勝を果たした。


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 35回目を迎えるダンクコンテスト。今年はバックスから初出場のパット・カナトン、マジックから2016年準優勝のアーロン・ゴードン、レイカーズから2008年勝者のドワイト・ハワード、ヒートから2017年準優勝のデリック・ジョーンズJr.が出場し、過去にないほどの猛者揃いとなった。

 ブルズのレジェンド、スコッティ・ピッペンやヒートの英雄、ドウェイン・ウェイドを含む5人が審査員席に座った今大会、予選1回目のダンクでゴードンが“ビトウィーン・ザ・レッグズリバース”を決め、いきなり50点満点を叩き出す。予選2回目のダンクでは“スーパーマン”ハワードが復活。49点を記録するも、続くカナトンとジョーンズがいずれも50点満点をマーク。最後のゴードンも50点満点の評価を得て、予選2回の合計が100点満点のゴードンと96点のジョーンズが決勝へ進出した。

 決勝1回目では、ジョーンズがリストリクションエリア付近で、頭の上にボールを持った人物の上を悠々とジャンプしてボールを掴み、リングへ叩き込んだ。50点満点をマークすると、続くゴードンも同じく形でセット。しかしゴードンはダンクの際にリバースでボールを叩き込み、こちらも譲らず50点満点をマークした。

 決勝2回目もジョーンズは同じ形でセット。今度はボールを持った人物がバックボードにボールを当てると、走ってきたジョーンズが空中でキャッチし、さらにボールを足の間に通してからダンク。またもや50点満点を記録した。ゴードンは、ペイント内のベースライン付近にマジックのチームメイト、マーケル・フルツを立たせ、バックボードの側面にボールを当てされると、それを空中でキャッチしつつ一回転してダンク。50点満点をマークして延長戦へと突入した。

 決勝延長戦でジョーンズはゴードンと同じ形でセット。空中でボールをキャッチすると足の間を通してからダンクを決め、またもや50点満点をマークした。続くゴードンは決勝1回目と同じ形でセットし、ボールを空中でつかむと足の間を通してからダンク。50点満点をマークして勝負は再延長へ。

 決勝再延長で、ジョーンズはハーフラインを優に越えた付近から助走をつけると、フリースローライン付近からジャンプしてウィンドミルを叩き込んだ。48点を出すと、続くゴードンは、リストリクションエリア付近にタッコ・フォールを頭の上にボールを持って立たせると、その頭上を、跳び箱を越えるようにしてボールを掴んでダンク。会場はゴードンの勝利を確信したものの、得点は47。ジョーンズが初優勝を飾った。

(THE ANSWER編集部)

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