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コラムの記事一覧

  • 台湾の後輩に日本語で「お疲れ!!」 3年ぶり日本復帰の陽岱鋼、19歳の挑戦に「もっと来いよ!!」

    2024.04.23

    プロ野球の日本ハムと巨人でプレーした陽岱鋼外野手は、今季3年ぶりに日本球界に戻ってきた。2軍イースタン・リーグに新たに参加するオイシックス入りし、徐々に出番を増やしている。19日に千葉・鎌ケ谷で行われた日本ハム戦では、嬉しい出会いがあった。台湾の後輩、孫易磊(スン・イーレイ)投手と初めて対戦。生まれ育った土地を若くして飛び出し、日本のプロ野球を志した2人にしかできない会話があった。

  • “2軍新球団”が追いかける2つの成功 NPB復帰目指す元侍・薮田和樹に指揮官「もったいないな」

    2024.04.22

    今季からプロ野球の2軍は、2球団増えた14球団で行われている。新潟を本拠地に参加するオイシックスは、昨季独立のBCリーグで戦ったチームに、NPBを戦力外となった選手も復帰を目指し加わった。広島で2017年に15勝を挙げ、日本代表「侍ジャパン」に選ばれた薮田和樹投手もその1人。ここまで、先発の軸として試合を作っているものの、橋上秀樹監督はNPBに戻るためには別のやり方も必要だと口にする。チームと個人、それぞれのアピールが必要になるオイシックスならではの事情がある。

  • バレーボール新リーグ成功の鍵は「箱推し」 独特のアイドル風潮、求められる単推しからの変革【記者コラム】

    2024.04.19

    これからは「箱推し」に――。17日、都内で行われた「大同生命SVリーグ」のリーグ構成チーム発表会見。大河正明バイスチェアマンの発言は、もやもやとした気持ちにストレートに響いた。「箱推し」は、将来のプロ化を見据えて今年10月にスタートするバレーボールの新リーグにとって重要なキーワードに思えた。

  • 「気を使えない人は守備もできない」 バスケ16年ぶりV富士通に起きていたコート外の脳内改革

    2024.04.18

    バスケットボール女子Wリーグの新女王・富士通は、徹底した意識統一で栄冠を掴んだ。15日に東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで行われたデンソーとのプレーオフ決勝第3戦に89-79で勝利。16年ぶり2度目の優勝を決めた。常勝ENEOSから移籍3季目の主将・宮澤夕貴は、メンバーの日常生活から改革。整理整頓など細部までこだわった日々が、全員バスケに繋がった。(取材・文=THE ANSWER編集部・鉾久 真大)

  • 「ピチピチの10代には負けへんで」 体操ニッポンで稀有な存在、24歳・杉原愛子に宿る覚悟と信念

    2024.04.16

    体操女子の24歳・杉原愛子(TRyAS)が弾ける笑顔で観客を魅了した。16年リオデジャネイロ五輪、21年の東京五輪代表に続く、3大会連続五輪出場を目指して本格的に競技に復帰。パリ五輪代表2次選考会を兼ねる全日本個人総合選手権(群馬・高崎アリーナ)に3年ぶりに出場した。

  • 「人生は唯一無二のストーリー」 W杯で吉田麻也と国歌斉唱、車いすの大学生・持田温紀が描く夢

    2024.04.15

    一般社団法人大学スポーツ協会(UNIVAS)が3月に都内で開催した「UNIVAS AWARDS 2023-24」では、全13部門で学生アスリートや指導者、団体が表彰された。会場には著しい成果をあげた選手や大学スポーツの発展に貢献した受賞者が多く集まったが、この華やかな舞台に2年連続で、しかも異なる部門でノミネートされたのが中央大学4年の持田温紀さんだ。

  • 「もう一度、選手として戦いたい」 車いすの元サッカー選手・持田温紀、3年の時を超えた運命的な挑戦

    2024.04.15

    一般社団法人大学スポーツ協会(UNIVAS)が3月に都内で開催した「UNIVAS AWARDS 2023-24」では、全13部門で学生アスリートや指導者、団体が表彰された。会場には著しい成果をあげた選手や大学スポーツの発展に貢献した受賞者が多く集まったが、この華やかな舞台に2年連続で、しかも異なる部門でノミネートされたのが中央大学4年の持田温紀さんだ。

  • 64試合連続完投した伝説の鉄腕 球数制限など現代の投手分業制に疑問「完投自体は肉体を酷使しない」

    2024.04.15

    大学野球界の“レジェンド”が、64歳になった今もマウンドに立ち続けている。東北大時代に数々の仙台六大学野球連盟新記録を樹立し、現在は仙台市の硬式野球クラブチーム「青葉クラブ」に所属する小野秀明さんだ。大学通算成績の83登板、33勝、66完投は40年近く破られていない大記録。64試合連続完投、566回連続投球回という前人未踏の数字も小野の鉄腕ぶりを物語っている。偉業の裏側には、現代野球にも通ずる「準備」と「覚悟」があった。(文中敬称略、取材・文=川浪 康太郎)

  • 女子バスケで気迫のブザービーター 赤穂ひまわりは無口でも「やらなきゃ」と仲間を触発する主将【Wリーグ決勝】

    2024.04.15

    バスケットボール女子Wリーグのプレーオフ決勝第2戦が14日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで行われ、デンソーが富士通に73-62で勝利した。負けたら終わりの一戦で1勝1敗の逆王手。日本代表の赤穂ひまわりは12得点11リバウンドのダブルダブルと活躍した。観客はWリーグ史上最多の7168人。15日の最終戦で初優勝を決めるべく、背中で引っ張る口数の少ない主将はこの日4本外したフリースロー(FT)の復調を誓った。

  • 逆転Vに繋がる馬瓜エブリンの熱 チームに植え付けた意識、高田真希に「頼るのはもうやめよう」【バスケWリーグ決勝】

    2024.04.14

    バスケットボール女子Wリーグのプレーオフ決勝第1戦が13日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで行われ、デンソーは富士通に57-64で敗れた。16年ぶり2度目のリーグ制覇に王手をかけられ、悲願の初優勝へ崖っぷち。両チーム最多の21得点を挙げた28歳の日本代表・馬瓜エブリンは、大黒柱の高田真希がファウルアウトで途中離脱する逆境の中、プレーと態度でチームを鼓舞し続けた。

  • 物流業界から参戦、ラグビー界の風雲児になるか 創部10年あまりの無名軍団が狙うリーグワン参入

    2024.04.11

    全国区では無名の社会人ラグビーチーム「AZ-COM丸和MOMOTARO’S」が強化に大きく舵を切った。目指すのはリーグワン参入。2024年シーズンに同リーグ直下の「トップイーストAグループ」に昇格するチームには、NEC(現NECグリーンロケッツ東葛)、明治大学、日野レッドドルフィンズで強化・運営に尽力してきた細谷直GM(ゼネラルマネジャー)兼監督が就任した。創部10年あまりでリーグワン参入目前の位置まで進化してきたチームの現実をどう考え、どんな未来図を思い描くのか。同GMの悲願でもあるスタジアム構想も含めた“丸和ビジョン”を聞いた。(取材・文=吉田 宏)

  • 井上尚弥、攻撃的なネリを「どう潰すか」 世紀の初回3分間は絶対に見逃せない「大事なのは…」

    2024.04.11

    ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が10日、神奈川・横浜市内の所属ジムで練習を公開した。5月6日に東京Dで元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)との防衛戦を予定。公開練習は試合10日ほど前が通例だが、今回は31歳の誕生日当日にした。注目される試合の鍵は「初回」になりそうだ。井上と陣営が揃って重要性を口にした。戦績は井上が26勝(23KO)、29歳のネリが35勝(27KO)1敗。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)

  • 五輪最終予選まで4か月、新監督を招聘したアイスホッケー男子代表の意図 46年ぶり悲願へ大きな決断

    2024.04.10

    日本アイスホッケー連盟は9日、男子日本代表の新監督にカナダ出身のジャロッド・スカルディ氏が就任したと発表した。今月下旬には世界選手権、8月には2026年ミラノ・コルティナダンベッツォ五輪最終予選が控える中での異例のトップ交代。日本アイスホッケー連盟はどんな意図を持ってスカルディ氏を招聘したのか。

  • 史上最多9544人集結、裏方も本気で挑んだ“最後のVリーグ” 可能性示し「世界最高峰」へ再出発

    2024.04.10

    バレーボールのV1リーグ男子ファイナルステージ(FS)の決勝が3月31日に行われ、Vリーグ史上過去最多となる観客数9544人を記録した。試合はサントリーがパナソニックにストレートで勝利し、2年ぶり10度目の優勝。熱気に包まれた東京・有明コロシアムは、日本バレーが秘める可能性を示していた。

  • 小学校卒業で北海道→福岡に移住「本気なの?」 母も驚いた女子ゴルフ阿部未悠、少女時代の決断

    2024.04.08

    女子ゴルフの国内ツアー、富士フイルム・スタジオアリス女子オープンは7日、埼玉・石坂GC(6535ヤード、パー72)で最終日が行われ、首位で出た阿部未悠(ミネベアミツミ)が大会新記録の通算15アンダーでツアー初優勝を果たした。8バーディー、1ボギーの65で大会コースレコ―ドも更新。同じく未勝利だった21歳の佐久間朱莉(大東建託)に1番からリードされたが、17番で鮮やかに逆転した。10歳でゴルフを始め、小学校卒業で北海道から福岡に移住。本人と母・早苗さんがこれまでの歩みを明かした。(取材・文=柳田 通斉)

  • 「早慶戦も可能な1~2万席のラグビー場建設を」 東京の行ったことがない区1位・板橋で動き始めた夢

    2024.04.05

    官民連携で区内にラグビースタジアムを――。東京・板橋区の、小さな協会が大きな夢に挑戦する。2020年に発足した板橋区ラグビー協会は、同区からの支援、連繋を受けながら昨年4月から板橋区ラグビースクール(RS)を開校。一見ありがちな市区町村レベルのスポーツ団体(協会)だが、将来思い描くのは同区内に大学公式戦開催規模のスタジアム建設だ。現実的には、スタジアム建設用地すら未定の“夢物語”だが、官民連携で推進するこれからの地域スポーツの可能性が浮かび上がる。(取材・文=吉田 宏)

  • 「僕は金メダルに届かない選手」悩み傷ついた18年間 それでも日本競泳界に入江陵介は不可欠だった

    2024.04.05

    競泳五輪メダリストの入江陵介(34)が現役を引退した。16歳で日本代表入りしてから18年間、08年北京から21年の東京まで4大会連続五輪出場を果たし、3個のメダルを獲得した。競泳史上初の5大会連続出場を目指したパリ五輪選考会で代表を逃して迎えた引退。3日に都内で行われた会見は、笑いと涙に包まれた入江らしいものだった。(文=荻島 弘一)

  • 「頑張っても無理と諦めかけていた」 31歳で初の五輪へ、柔道・角田夏実を変えた大学時代の分岐点

    2024.04.04

    一般社団法人大学スポーツ協会(UNIVAS)が、3月11日に年間表彰式「UNIVAS AWARDS 2023-24」を開催。他の規範となる活動を行った新入生を表彰する「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」のプレゼンターを、柔道女子48キロ級のパリ五輪代表、角田夏実(SBC湘南美容クリニック)が務めた。「皆さんもこれからたくさんの悩みだったり、壁にぶつかると思うのですが、その時は1人で抱え込まずに、周りの方の助けを借りて壁を乗り越えていってほしいなと思います。苦しい時こそ諦めずに向き合う心を忘れずに、これからも頑張っていってほしいなと思います」と学生たちにエールを送った角田に表彰式後、あらためて自身の学生時代について尋ねた。(取材・文=松原 孝臣)

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