[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

「人生1回きり」20歳で五輪入賞した“天才”の30年後…400m日本一と異色タッグ、50歳で挑む「最後の大仕事」

9月に行われた名古屋・アジア大会で陸上4×400mリレー2種目に出場した寺本葵(アットホーム)は女子マラソンのレジェンド・千葉真子さんの指導を受ける。前編は「短距離×マラソン」という異色の師弟コンビ結成の経緯を伝えたが、後編では実際にどんな強化体制で挑んでいるのかに迫る。そして、「天才×天才ですが、(800mの)初心者×(指導者の)初心者でもある」という2人がこれから目指すものとは。(前後編の後編、取材・文=寺田 辰朗)

ホクレンDistance Challenge士別大会で千葉真子さん(左)の誕生日花束を渡す寺本葵【写真:千葉真子さん提供】
ホクレンDistance Challenge士別大会で千葉真子さん(左)の誕生日花束を渡す寺本葵【写真:千葉真子さん提供】

「THE ANSWER 陸上PLUS|INSIGHT」 400m寺本葵×マラソン千葉真子の二人三脚【後編】

 9月に行われた名古屋・アジア大会で陸上4×400mリレー2種目に出場した寺本葵(アットホーム)は女子マラソンのレジェンド・千葉真子さんの指導を受ける。前編は「短距離×マラソン」という異色の師弟コンビ結成の経緯を伝えたが、後編では実際にどんな強化体制で挑んでいるのかに迫る。そして、「天才×天才ですが、(800mの)初心者×(指導者の)初心者でもある」という2人がこれから目指すものとは。(前後編の後編、取材・文=寺田 辰朗)

【注目】女性のバストは「激しく揺れている」 競技パフォーマンスに影響する可能性も…研究員が語る運動時の衝撃の大きさ(W-ANS ACADEMYへ)

 ◇ ◇ ◇

 通常の練習は千葉県内の陸上競技場で、10時に開始し13~14時くらいまで行っている。練習メニューは寺本が、昨年まで行ってきたものをベースに自身で考えている。

「私が上から指示をするのでなく、タッグを組んで、話し合いながらやっています。400mは寺本さんが主体的にやれるように、私はサポートできることをしている感じです」

 所属するアットホームには週に1回出社するが、基本的には競技活動が仕事である。練習には千葉さんも、他の仕事が入っていない限り立ち会っている。

「寺本さんはコツコツ練習するタイプです。動き作り、体のケアなど地道なことでも嫌がらずに続けています。動画もいつも見て分析しています。そういうところにも将来性を感じます」

 動画を撮影するのも千葉さんの役割だが、千葉さんが不在の時は「義理の母親や、ママ友など近所の方にお願いしている」。寺本に練習相手が必要な時は「近隣の男子高校生に伴走してもらうこともある」という。治療院やトレーナーも千葉さんの人脈で手配している。

「小学生の頃から練習を見守ってきた家族のアドバイスやサポートも大きいですね」と千葉さん。前編で紹介したように寺本の両親は陸上競技経験があり、小学生の頃に父親から腕振りをしっかりと直されたことで、千葉さんの目に留まる美しいフォームができあがった。

1 2 3
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
ABEMA
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集